【銀魂】桜舞うころにー過去編ー (ページ27)

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慣れとは怖いものページ27

ある晴れた日の昼下がり、なつと土方は沖田家に遊びに来ていた

総悟
…なんで土方の野郎までいるんでぃ

「眉間に皺よってるよ」

総悟
お前は気にしないでいい

稽古のない日は近藤さんの家の手伝いを午前中に済ませ、昼過ぎからは総悟と一緒に過ごしていた

｢とし兄ちゃん、ミツバお姉ちゃんがさっきおせんべい作ってくれたから食べようよ｣

土方
ああ…俺は遠慮しておく

「なんで」

土方
いや…辛ぇ

総悟
はっ子供め

土方
んだと

総悟がケッケッケッと笑いながら、青筋を首に浮かせてる土方を馬鹿にしている様子を横目になつはミツバの作ったせんべいを頬張った

なんでも、彼女の作るものは全て激辛料理へと変身してしまう

しかし、食べなれている総悟となつにはなんの変哲もないせんべいだった

.

「美味しいのになあ」

土方
麻痺ってんな