【銀魂】桜舞うころに ー過去編ー

仲良しこよしソウルメイト ページ2

「とし兄ちゃんおはよう」

土方
おおなつか、すまないが総悟を起こしてきてくれないか

「え、まだ起きてないんだ…」


桜なつは、毎朝赤子のようにスヤスヤと深い眠りについている、真選組1番隊隊長沖田総悟を起こす係に任命されている。
なぜ任命されているかは見ればわかる


「総悟ぉ、いい加減起きて」


そう言い彼の肩を摩るがビクリともしない


「ったくもう… 総悟ったら一緒にご飯食べようよ」

沖田
んん… やだなぁ 母ちゃん今日は日曜日でっせ？ ちゃんとしてくれぃー…

「誰が母ちゃんだって…？」


沖田
あ、なつ


「おはよ、さ、もう会議始まっちゃうから早くご飯食べに行こ」

沖田
まあなつに言われたらしょうがないか。…土方なら殺 せるチャンスだったのによぉ



そう、沖田は土方が起こしに来るとなぜか般若のような顔で怒り、屯所で暴れることが多々あるため起こす担当は真選組結成当初からずっと彼女の役目だった



「さ、行こ行こ」

、


土方
…で総悟、なんだこの山は

沖田
え？何って…見りゃわかるじゃないですかぃ。始末書でさぁ

土方
でさぁじゃねえよ、これお前んだろうが

沖田
まあまあ土方さん、まだ喜ぶのは早いでっせ

土方
え、どこが？どこが喜んでるように見える？！

「よいしょ」

土方
お前もよいしょじゃねえよ！なつまで何持ってきてんだてめぇ！！

「総悟がとし兄ちゃんに任せればいいって」

沖田
うし、頑張れよ土方ぁ。じゃ、俺たちは見廻りに行ってきまさぁ

土方
総悟となつ、後で覚えてろよ…

、

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