第79話 ページ48
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作戦は今のところ順調であると、何処かで待機しているエルヴィンにきっと音響弾で伝えたのだ
何故教えてくれなかったのか、何の作戦なのか、この巨人は何なのか…
疑問と怒りが交互にくるが、今はそんな場合じゃない。
とりあえず今は、何らかを知っているリヴァイの指示に従う方がいいだろう
リ「俺達はこのまま馬で駆ける。いいな？」
『了解です！』
エ「えっ…か、駆けるってどこまで！？それに奴がもうそこまでっ！あっ…また増援です！早く援護しなければまたやられてしまいますっ！」
グ「エレン！前を向け！」
エル「歩調を乱すな！最高速度を保て！」
エ「なぜですか！？リヴァイ班がやらなくて誰がやるんですか！」
「エレン、落着きなさい。今はリヴァイの指示に従うのが優先です」
エ「Aさんまでっ！！どうしてっ…どうしてですか！？」
まるで…今のエレンは昔の私を見ているようだ。
こうやってリヴァイの指示を無視しようと叫び続けた。
「どうして見殺しにするんだ」「今なら援護すればまだ間に合う」とか…
そう言ってはリヴァイの言うことを無視しては顔も合したことのない兵を助けに行っていた
その度に負傷して、リヴァイに怒られ殴られまた負傷する。
今なら少し…あの時のリヴァイの気持ちが分かるような気がする
エ「また1人で果敢にも戦っています！今ならまだ間に合います！！」
ぺ「エレン！前を向いて走りなさい！」
エ「戦いから目を背けろと！？」
ぺ「…えぇ、そうよ！」
エ「見殺しにする理由が分かりません！それを説明しない理由もわからない！なぜですか！」
オ「兵長が説明するべきではないと判断したからだ！わかったら黙って従え！！」
エ「でもっ…！」
あぁ…今のエレンと同じ言葉を何百回と叫び続けただろう…
ひとつひとつのエレンの声が昔の私の声と重なって、遠く懐かしい記憶が蘇ってくる
今思い出してはいけない。昔の私とは違う。違う違う違う…
死に急ぎなんかしない。だって彼との約束だから…そんな事言わない
だけど…
悲しい。
皆の説得を聞いてもそれでも納得のいっていない表情を見せるエレン
すると何か覚悟を決めたようでスッと右手を口元まで運んだ
「っ…エレン」
エ「っ…Aさんっ」
ぺ「それが許されるのはあなたの命が危うくなった時だけのはずよ！私達と約束したでしょ！？」
エ「っ…」
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ああ - 面白かったです 続編も見させていただきます 楽しみでーす (10月8日 17時) (
レス) @page50 id: 951a2a07c6 (このIDを非表示/違反報告)
みゆこ - リヴァイファンにはたまりません！！好きです!! (2022年8月3日 12時) (レス) @page41 id: 88bc64309a (このIDを非表示/違反報告)
はてな(プロフ) - おーじょさん» まさかの不意打ちでしたね、エレンくん…。教えてくださりありがとうございます！ (2015年7月31日 14時) (レス) id: 8abb1e480e (このIDを非表示/違反報告)
おーじょ - エレンに呼び捨てされた(泣)43話、、、 (2015年7月31日 11時) (レス) id: 32ae10d642 (このIDを非表示/違反報告)
まりあ(プロフ) - リヴァイと夢主ちゃん、仲が良いですね!羨ましいです(笑)これからも、応援してます！ (2014年12月29日 20時) (レス) id: 00bf24d383 (このIDを非表示/違反報告)
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