第77話 ページ46
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エレンside
エ「兵長！！」
俺はさっきから何度も兵長の名前を呼んでいる
何故かって…意味が分からないからだ。
この意味を知りたくて呼んでいるのに、兵長は返事をしてくれない
その為、あきらめず何度も呼びまくった結果…
エ「リヴァイ兵長！！！」
リ「…何だ…うるせぇな」
エ「なんだってっ…ここ森ですよ！？中列だけこんな森の中に入っては巨人の接近に気づけません！右から何か来てるみたいだしっ…どうやって奴らから回避したり、荷馬車班を守ったりするんですかっ？！」
周りは巨人一匹くらい十分に隠れる程の巨大な木ばかり
これじゃあ突然巨人に襲われてもすぐには逃げられない…
そんな混乱している俺に対して、兵長は変わらず冷静に馬を駆け続ける
なんだよっ…もうっ…！
少し無視されたとイライラしていると、
リ「…バカか、お前は。もうそんなことできるわけねぇだろ。分かりきったことをピーピー喚くな」
エ「へっ…？！」
すると、兵長が話そうとした瞬間に、隣で駆けていたAさんがそっと口を開いた
その時のAさんの目はじっと兵長の方を向き、見つめるというよりも睨みつけているように見えた
そんな怒ったような表情を見せるAさんなんて…初めて見た…
「エレン、周りをよく見なさい。もし巨人と出くわしてもここなら立体起動装置を生かせる絶好の場所…何とかなるはず」
エ「で、ですがっ…！」
リ「…自分で考えろ。死にたくなきゃ、お前のその大したことない頭を必死に頭回せ」
最初はどうして教えてくれないのか、遠回しに言っているのかと不思議に思ったが
そうそう新兵である俺にすぐ教えてくれるはずもないか…
きっと俺が新兵だから今の状況を呑み込めていないだけであり、自分で考え、学ぶ必要があるから…
絶対に立派な兵になってやる。
ふと周りの先輩方を見てみると…
オルオさんも、ぺトラさんもエルドさんもグンタさんも…皆みんなっ…
どうしてそんな不安そうな表情を見せているのか訳が分からない。
もしかすると…誰も今の状況を知らないのではないだろうか…
兵長やAさんも…？
だからAさんは初めて見せる表情をしていたのか…？
どうなってるんだ…この壁外遠征…
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ああ - 面白かったです 続編も見させていただきます 楽しみでーす (10月8日 17時) (
レス) @page50 id: 951a2a07c6 (このIDを非表示/違反報告)
みゆこ - リヴァイファンにはたまりません！！好きです!! (2022年8月3日 12時) (レス) @page41 id: 88bc64309a (このIDを非表示/違反報告)
はてな(プロフ) - おーじょさん» まさかの不意打ちでしたね、エレンくん…。教えてくださりありがとうございます！ (2015年7月31日 14時) (レス) id: 8abb1e480e (このIDを非表示/違反報告)
おーじょ - エレンに呼び捨てされた(泣)43話、、、 (2015年7月31日 11時) (レス) id: 32ae10d642 (このIDを非表示/違反報告)
まりあ(プロフ) - リヴァイと夢主ちゃん、仲が良いですね!羨ましいです(笑)これからも、応援してます！ (2014年12月29日 20時) (レス) id: 00bf24d383 (このIDを非表示/違反報告)
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