第67話 ページ27
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やっぱり目を合わせてはくれなかった。
胸が苦しすぎて、手が震え、瞼の奥が熱くなってくる
もう分からない。何も考えられない。
エレンも気を使ってくれているのだろうか、
優しい瞳で私を見つめ何も話を掛けてこない。
「…どうしたら…いいのか分からない」
「…Aさん」
「もう無理」
「っ？！Aさんっ？！」
私は松葉杖を持たずに、片足でバランスを取りながらエレンの前を通り過ぎ
リヴァイの後を追った。
エレンは「え！？ま、松葉杖っ！！」と叫んだが今はそんな場合ではない
もしかしたら、もう嫌われてしまったのかもしれない
私がリヴァイに何をしたのか分からないけど、もしそうだとしたら謝りたい
もうあの笑顔を見せてはくれないかもしれないけど
少しでも今の距離が良くなる、戻るのなら…私は…
壁を頼りになるべく早くと走った。
やっと地下から上がり、辺りを見渡すがやはりもうリヴァイの姿はなかった。
どうしていいか分からず、とりあえずリヴァイの部屋がある方へと歩いて行ってみた
すると、途中で1つだけ月明りで出来た影を見つけ、徐々に足が止まる
その影を見上げると…
「…リヴァイ」
彼だった。
リヴァイはただじっと窓の外に広がっている景色を静かに眺めていた
私は咄嗟に走った。
もう足なんてどうでもよかった。痛くなんかなくなっていた。
バタバタと靴の音で気が付いたようで、リヴァイもこちらに振り返り
目を見開き、その場に固まる。
「…っ！？Aっ…お前松葉杖は…うわっ…！？」
リヴァイの手前でついに躓いてしまい、
そのままリヴァイを押し倒す形で倒れこむ
「いってぇ…何してんだ、てめぇは…」
「…いた…」
「…エレンはもういいのか…？」
そう目を逸らして私に尋ねる
本当はまだエレンに聞きたいことはあった
けど…今の私は何もかも自分で
自分のコントロールがきかなくなっているようで
そのまま何も言わず、リヴァイに抱き着いてしまっていた
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更新なくてすいませんでした。
個人的な事情で更新出来なかったです泣。
でも、事情も片付いたのでこれからは大丈夫です！
よろしくお願いします。
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ああ - 面白かったです 続編も見させていただきます 楽しみでーす (10月8日 17時) (
レス) @page50 id: 951a2a07c6 (このIDを非表示/違反報告)
みゆこ - リヴァイファンにはたまりません！！好きです!! (2022年8月3日 12時) (レス) @page41 id: 88bc64309a (このIDを非表示/違反報告)
はてな(プロフ) - おーじょさん» まさかの不意打ちでしたね、エレンくん…。教えてくださりありがとうございます！ (2015年7月31日 14時) (レス) id: 8abb1e480e (このIDを非表示/違反報告)
おーじょ - エレンに呼び捨てされた(泣)43話、、、 (2015年7月31日 11時) (レス) id: 32ae10d642 (このIDを非表示/違反報告)
まりあ(プロフ) - リヴァイと夢主ちゃん、仲が良いですね!羨ましいです(笑)これからも、応援してます！ (2014年12月29日 20時) (レス) id: 00bf24d383 (このIDを非表示/違反報告)
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