第65話 ページ25
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地下には小さな1人では十分な部屋がある。そこがエレンの部屋だ
いつ巨人になるか分からない為、しばらくはまた地下暮らしなエレン
私だったら耐えられないな
コンコンとノックをすると、しばらくして扉がそっと開いた
「エレン、少しいい？」
「Aさん！はい、どうぞ」
「ありがと」
部屋の中を覗いてみると、シンプルに机、そしてベッドだけ…
まぁ、必要なものだけあればいいだろうけど、少し寂しい気もするが…
何処に座ろうかと周りを見渡し、ボーっとしていると
エレンは慌てた感じでベッドを指さし
「何処でも座ってくださいって言いたいんですけど…座るとこそこしかなくて…」
「あぁうん。気にしないで」
そっか。そう思い、ベッドに腰を下ろす。
すると、突然エレンは「あ！」と叫び背中を見せる
「エレン？」
「え！？い、いやっ…すいませんっ！」
「何を謝ってるの？」
「へ！？い、いえっ…何でもありません(笑)」
「エレンも座って。聞いてほしいことがある」
「あ、え、は、はいっ」
そう遠慮がちに、少し距離をとって座る
エレンの部屋なんだから遠慮することはないのに…
何処まで優しい子なんだ
少し距離があって話づらいが、まぁいいやと話を切り出した。
「エレン、相談乗ってくれるって言った」
「え、あぁはい。言いました」
「だから、エレンに話す」
「はい…」
エレンはゴクリと喉を鳴らし、少し緊張した面持ちで頷いた。
そんな緊張するような話ではないのだけど
少し話の切り出し方が悪かったか…
反省しながらも、リヴァイとのことを話して見た
すると、徐々にエレンは笑顔で「なるほど」と相づちを打ちながら
きちんと聞いてくれた。
話し終わるとゴホン！とエレンは笑顔で私の方へと向きを変えた為、
私もベッドの上に正座で座り直し、エレンの方に向きを変える。
「Aさん」
「…？」
「兵長はきっと…」
その瞬間に、コンコンと部屋の中に響きエレンが返事をする前に
ガチャっとドアが開いた
「邪魔するぞ」
「え、兵長っ」
振り返ると、そこにはリヴァイが口を開けたままでこちらを見つめていた。
もしかして聞かれた…？そんな心配をよそにエレンは急いでベッドから飛び降り
何故か「違うんです！違うんです！」とリヴァイの方へと歩み寄る
私はそのままベッドに座り、どうしようかと頭を働かせる。
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ああ - 面白かったです 続編も見させていただきます 楽しみでーす (10月8日 17時) (
レス) @page50 id: 951a2a07c6 (このIDを非表示/違反報告)
みゆこ - リヴァイファンにはたまりません！！好きです!! (2022年8月3日 12時) (レス) @page41 id: 88bc64309a (このIDを非表示/違反報告)
はてな(プロフ) - おーじょさん» まさかの不意打ちでしたね、エレンくん…。教えてくださりありがとうございます！ (2015年7月31日 14時) (レス) id: 8abb1e480e (このIDを非表示/違反報告)
おーじょ - エレンに呼び捨てされた(泣)43話、、、 (2015年7月31日 11時) (レス) id: 32ae10d642 (このIDを非表示/違反報告)
まりあ(プロフ) - リヴァイと夢主ちゃん、仲が良いですね!羨ましいです(笑)これからも、応援してます！ (2014年12月29日 20時) (レス) id: 00bf24d383 (このIDを非表示/違反報告)
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