第62話 ページ22
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しばらく自分の髪を触ったり、結ぶ振りをしてみたりと
遊んでいると、リヴァイは椅子を私の目の前に置いては、そこに座る
向き合う形で、今から何をするのだろうかと首をかしげると
「前髪も切るぞ」
「あぁ。前髪は失敗されると困る…」
「失敗しねぇ」
「その理由」
「理由はない、何となく直感だ。俺は失敗しない」
「…失敗したら、今度奢り」
「あぁ、任せろ」
「甘くて美味しい物」
「好きだな、昔から」
ふと笑ってから、リヴァイは前髪に指を通し、丁寧に切っていく
最初は目を開けていたが、「閉じろ、目が悪くなる」と怒られたので
仕方なく目を閉じる
だって…目を閉じてしまったら失敗していないかどうか分からなくて不安になるから…
そして額をピンっと叩かれ、「いいぞ」という合図で目をそっと開ける
すると、今までとは違い
ハッキリとよく目の前のリヴァイの顔が見えた
「凄い…リヴァイの顔だ」
「は？なに意味のわかんねぇ事いってやがる」
そう私の髪をわしゃわしゃしながら笑うリヴァイ
その笑顔を見るのも久しぶりで、つい私も笑ってしまう。
するとピタッと手が止まる。不思議に思い、顔を上げると
少し驚いた表情でリヴァイは私を見つめていた。
あれ…私、何か驚かせてしまったのだろうか…
首を傾げ、しばらく様子を見ていると
リヴァイはただ、何も言わずにゆっくりと顔を近づけて来た
どういう状態で、どういう事なのか分からず
私はそのままじっと固まってしまう。
その間にもお互い顔との距離は数センチと縮まっていき
もう少しで重なるという瞬間、
ハ「A〜！リヴァイ〜！！ご飯だよぉ！」
リ「っ！？！？！？」
「あ、ハンジ」
ハンジがドアを開けたと同時に、リヴァイは私からも椅子からも離れ
1人慌てた様子でハサミやらを治す
そんな姿をみたハンジは「はっはーん」とニヤリと口角をあげる
けど、いつもと変わらない私を見ては首をかしげる。
ハ「御取込み中だったかな？」
「ううん、丁度切り終わった」
ハ「あぁ…そっかぁ…ごめんね？」
「何故謝るの？」
ハ「なんとなく(笑)ごめんよ、リヴァイ」
リ「…なんの事だ」
ハ「ん〜♪まぁいいや♪夕飯出来たみたいだから、片付け終わったら食堂に来てね」
「了解」
リ「あぁ…」
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ああ - 面白かったです 続編も見させていただきます 楽しみでーす (10月8日 17時) (
レス) @page50 id: 951a2a07c6 (このIDを非表示/違反報告)
みゆこ - リヴァイファンにはたまりません！！好きです!! (2022年8月3日 12時) (レス) @page41 id: 88bc64309a (このIDを非表示/違反報告)
はてな(プロフ) - おーじょさん» まさかの不意打ちでしたね、エレンくん…。教えてくださりありがとうございます！ (2015年7月31日 14時) (レス) id: 8abb1e480e (このIDを非表示/違反報告)
おーじょ - エレンに呼び捨てされた(泣)43話、、、 (2015年7月31日 11時) (レス) id: 32ae10d642 (このIDを非表示/違反報告)
まりあ(プロフ) - リヴァイと夢主ちゃん、仲が良いですね!羨ましいです(笑)これからも、応援してます！ (2014年12月29日 20時) (レス) id: 00bf24d383 (このIDを非表示/違反報告)
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