第59話 ページ19
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頑固なのはリヴァイもだと私は思ってるのは私だけ…？
少し頭痛がするけど、心配は掛けたくないし我慢。
「…髪、自分で切ってねぇのか？」
「ん？どうして？」
「少し伸びたと思っただけ」
「うーん…色々あったから」
「そうか…」
久しぶりだ。
リヴァイに髪の事で話すのは…
きっとその事が嬉しかったのだろうか、私は無意識なのか意識的になのか
分からないが、自分の髪をつまみ
「リヴァイ、お願い」
「は？」
「髪、切って」
「自分でしろ」
「足が動かないから無理」
「関係ねぇだろ」
「リヴァイの方が上手。それに、前から頼もうと思っていた」
前と言っても、少し前の事だが…
リヴァイは腕を組み、じっと考え込む。
どうして髪を切るくらいでそんなにも考え込むのだろうか
昔だったら「よし、任せろ」なんて言ってすぐに切ってくれたのに
やっぱり無理なのだろうか
そう無理もいけないと思い、やっぱりいいと言おうとした時
傍にあったタオルを取り、リヴァイは私の髪をクシャクシャと撫で始めた。
「…っ…どうしたの？」
「少し乾かしてからの方が失敗しにくい」
「失敗した事ないのに」
「失敗して、泣いたら気分わりぃしな」
「私は泣かない」
「どうだか」
乗れ、と言われ、遠慮なく背中に乗った瞬間
また胸の奥がぎゅうっと苦しくなる。
心臓も鼓動を早くなっていく。
やっぱり病気か…
そんな密かに落ち込んでいる私など気づかずに
リヴァイはさっさと髪を切りに洗面所に向かった。
その途中でこちらに来たばかりのハンジと遭遇し
ハ「あれ、何処行くの？2人で」
「髪を切りに行く。リヴァイが切ってくれるから」
ハ「へぇー久しぶりじゃん！私も切ってもらおうかなぁ」
リ「あぁ、お前はエルヴィンカットにしてやる」
ハ「それだけはごめんだね♪」
「それにしても、ハンジ、来るの早い」
ハ「そう？まぁ、早く外に出たかったからね。それに早くエレンと話がしたいんだよ！！」
「…巨人の話は程々に」
ハ「分かってるよ、程々に♪」
「あと、ハンジ…後で話がある…」
ハ「了解。じゃあ、引き止めて悪かったね、リヴァイ♪」
リ「…くそメガネ」
「…？」
ハ「後でねぇA♪」
そう何故かルンルンのハンジはさっさとスキップをしながら
食堂の方へと消えていった。
相変わらず、ハンジと居ると心がポカポカする。
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ああ - 面白かったです 続編も見させていただきます 楽しみでーす (10月8日 17時) (
レス) @page50 id: 951a2a07c6 (このIDを非表示/違反報告)
みゆこ - リヴァイファンにはたまりません！！好きです!! (2022年8月3日 12時) (レス) @page41 id: 88bc64309a (このIDを非表示/違反報告)
はてな(プロフ) - おーじょさん» まさかの不意打ちでしたね、エレンくん…。教えてくださりありがとうございます！ (2015年7月31日 14時) (レス) id: 8abb1e480e (このIDを非表示/違反報告)
おーじょ - エレンに呼び捨てされた(泣)43話、、、 (2015年7月31日 11時) (レス) id: 32ae10d642 (このIDを非表示/違反報告)
まりあ(プロフ) - リヴァイと夢主ちゃん、仲が良いですね!羨ましいです(笑)これからも、応援してます！ (2014年12月29日 20時) (レス) id: 00bf24d383 (このIDを非表示/違反報告)
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