第53話 ページ13
.
しばらく何も考えたくない為、
目を閉じじっと眠りにつくのを待っていたけど…
ある事を思い出し、急いで目を開ける。
「…シャワー」
汗を流していない。
せっかく新しい綺麗なシーツに毛布なのだから、少し気分的に気持ち悪い。
リヴァイに怒られるのは御免なので
一応シャワー浴びると言いに行こう。
体を起き上がらせ、部屋を出る。
すると、段々と美味しそうな良い匂いが漂ってきた。
あぁ、そっか。もう夕飯の用意してるんだ。
窓の外を眺めると、エレンやオルオ達はまだ働いているけど
きっとぺトラが作ってるのか。
楽しみ…
匂いに誘われるように食堂へと足を向かわせる
すると、楽しそうな声が聞こえて来た。
ヒョコッと覗いてみると
ぺトラとリヴァイが2人並んで楽しそうに夕飯を作っていた。
あ、デジャヴだ。
また胃が…
「あれ…」
痛くない。
今は何ともない。何故だろうか…不思議だ。
やっぱりリヴァイと胃は関係なかったのか…
それよりも…
どうしよう、言わないといけない…か…
何の覚悟なのか分からないけど、覚悟を決め
2人の元へ足を進めた
「…あの…」
ぺ「あ、Aさん！安静にしてないとダメじゃないですかっ」
「ごめん…」
リヴァイは私の姿を見ると、タメ息を吐き
鍋の火を気にしながらも、こちらに向かってきた。
「どうした」
「…シャワー浴びたくて…」
「胃の調子はもういいのか？」
「うん、大丈夫みたい」
「そうか、なら良い。シャワー、1人で大丈夫か？」
「え、大丈夫だけど…？」
「……」
しばらくの沈黙の後、何故か顔を真っ赤に染め
後ろを向いてから、話をしだした。
野菜を切りながら聞いていたぺトラはクスクス笑いながら
私達の様子を見る。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1009人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
人類最強は、笑わない副兵長へ伝えたいことがあるようです。【リヴァイ】 あ「弟が世話になって、悪ぃーな」全「え？弟って…？」リ「…俺だ」全「…ええぇーー... 『進撃』Perfect Crime《Levi》
「進撃の巨人」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ああ - 面白かったです 続編も見させていただきます 楽しみでーす (10月8日 17時) (
レス) @page50 id: 951a2a07c6 (このIDを非表示/違反報告)
みゆこ - リヴァイファンにはたまりません！！好きです!! (2022年8月3日 12時) (レス) @page41 id: 88bc64309a (このIDを非表示/違反報告)
はてな(プロフ) - おーじょさん» まさかの不意打ちでしたね、エレンくん…。教えてくださりありがとうございます！ (2015年7月31日 14時) (レス) id: 8abb1e480e (このIDを非表示/違反報告)
おーじょ - エレンに呼び捨てされた(泣)43話、、、 (2015年7月31日 11時) (レス) id: 32ae10d642 (このIDを非表示/違反報告)
まりあ(プロフ) - リヴァイと夢主ちゃん、仲が良いですね!羨ましいです(笑)これからも、応援してます！ (2014年12月29日 20時) (レス) id: 00bf24d383 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
