第41話 ページ1
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しばらく馬に揺られていると
あっという間に旧本部へと辿り着いていた。
久しぶりに来た旧本部は
相変わらず、草や土ホコリで汚れていた。
これは…汚いな…
別に潔癖でもない私までもが引いてしまう程の汚さ
もう随分と使ってないし
こうなるのも当たり前か…
リヴァイはパッと馬から飛び降りて
私の方へと手を伸ばす。
ん？と首を下げてじっとしていると
リヴァイは「はぁ」とタメ息を吐き
「早く降りて来い」
「…どうやって？」
「飛び降りろ、受け止める」
「本当？」
少し心配な為、一応もう一度確認してみると
チッと舌打ちをされた。
それでも私は心配だ。
だって、リヴァイはチビだし…
ちゃんと受け止めてくれるのだろうか。
凄く心配だが
そろそろ本気でイライラしているみたいなので
覚悟を決める。
「じゃあ…行く」
私もリヴァイの方に手をのばす。
勿論、届くはずないけど、とりあえず力抜いて地面に落ちる感覚でいっか
せーのなどの合図もせずに
自分のタイミングで勢いよく飛び降りた。
リヴァイは「おいっ」と叫びながらも
しっかり抱きかかえるように受け止めてくれた
おぉ、本当に受け止めてくれた…
「…いきなり飛び降りるな…ビックリしただろ…」
「ごめん」
「ったく…。おい、エレン！」
「は、はい！」
リヴァイが、近くで馬を木に繋いでいたエレンを呼び寄せ
荷台から私の松葉づえを取って来いと言うと
エレンは「あぁそっか」と呟き
急いで持ってきてくれた。
「ありがとう」
そう伝えるとエレンは「いえ」とニッコリ笑顔を見せた。
何故だろうか、その笑顔を見せられると
心がホッとする。
私はゆっくりリヴァイから離れて、松葉づえに体を預けた。
ぺ「大丈夫ですか？Aさん」
「うん、ありがとう」
エ「兵長、ここ随分と汚れきってますけど…どうします？」
エルド、それは聞く事じゃない。
結構な潔癖症のリヴァイはきっと、いや、絶対にこう言うに決まってるだろう。
リ「早急に取り掛かるぞ…」
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ああ - 面白かったです 続編も見させていただきます 楽しみでーす (10月8日 17時) (
レス) @page50 id: 951a2a07c6 (このIDを非表示/違反報告)
みゆこ - リヴァイファンにはたまりません！！好きです!! (2022年8月3日 12時) (レス) @page41 id: 88bc64309a (このIDを非表示/違反報告)
はてな(プロフ) - おーじょさん» まさかの不意打ちでしたね、エレンくん…。教えてくださりありがとうございます！ (2015年7月31日 14時) (レス) id: 8abb1e480e (このIDを非表示/違反報告)
おーじょ - エレンに呼び捨てされた(泣)43話、、、 (2015年7月31日 11時) (レス) id: 32ae10d642 (このIDを非表示/違反報告)
まりあ(プロフ) - リヴァイと夢主ちゃん、仲が良いですね!羨ましいです(笑)これからも、応援してます！ (2014年12月29日 20時) (レス) id: 00bf24d383 (このIDを非表示/違反報告)
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