第60話 ページ10
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｢綺麗だった…｣
｢最初は嫌ですだの無理だの言ってやがったのにな｣
｢ヒストリア？…そうなの？｣
｢最初は無理やり頷かせた…っと、ちゃんと最後まで話を聞け、怪我人｣
｢怪我人を馬鹿にするな｣
無理やり頷かせたってどういう意味だと、思わず拳がリヴァイの頬スレスレに当たりそうになったが、彼は予想していたかのように避けては、私の拳を掴む
｢だが、最終的にはアイツ自身が決めたんだ。この世界の希望に、女王になると｣
｢…やっぱり強い子……あの時はどうなるかと思った。あぁこのまま2人共救えないのかって…｣
｢…いろいろと、1人で背負い込ませたな…｣
｢そんなことない、私が悪かった。でも、またこうやってリヴァイの隣に居られてる。結果オーライだ。ケニーのお陰｣
｢……あぁ、そうだな｣
リヴァイは微笑みワシャワシャと私の髪を撫でた。
そして空を見上げては｢何処か行くか｣と呟く
｢そんな暇がある？｣
｢……ねぇな｣
お互い目を合わせ肩をすくめては苦笑いを浮かべる
まだまだ仕事は終わっていない。また部屋に帰って書類を片付けて、会議もあるし、上への報告もある。
のんびりとしている暇はない
せっかくこんなにも晴々とした天気なのに…
勿体ないものだ。
すると、廊下の奥から｢お、おい！本気かよっ｣という声が聞こえ首を傾げる
｢アイツらか？｣
｢…ヒストリア？｣
ドレスから着替え終わったヒストリアがドカドカと女王らしからぬ歩き方でドンドンこちらに近づいてくる
その後ろで焦っている
エレンやミカサを初めとする104期の仲間たち…
リヴァイはキョトンと眉間にシワを寄せながらも
その様子を静かに伺う
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ありん(プロフ) - 最高な作品でした！！ありがとうございます！ (2019年9月9日 12時) (
レス) id: f5d5d6bebc (このIDを非表示/違反報告)
恵(プロフ) - ここ数日 これを帰ったら読める！…と仕事頑張れました！！最高です！もっと読みたかったぁ〜 (2017年8月31日 8時) (レス) id: f3b39a5866 (このIDを非表示/違反報告)
あんこ - 笑えて泣けて、超感動しました！これからもがんばってください！！ (2017年1月29日 0時) (レス) id: 1f2de715ef (このIDを非表示/違反報告)
茉央 - 完結おめでとうございます！大好きなこの作品また何回も読みたいと思います笑もしあれば番外編など楽しみにしています！ (2016年8月20日 7時) (レス) id: 9c4c5631b2 (このIDを非表示/違反報告)
パラチョコ(プロフ) - 完結おめでとうございます！この作品が本当に好きで何回も読んでいます笑 (2016年8月13日 1時) (レス) id: 62d6d38462 (このIDを非表示/違反報告)
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