第85話 ページ35
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朝食を食べていると周りから色んな声がかけられた
｢仲直りされたんですね！｣とか｢いつものお二人が見れて嬉しいです｣とか…少し恥ずかしい。その裏腹、やっぱりまだ私の事を悪く言う人も居た。
けど昨日よりは全然気にしなくなった
これも皆のお陰だ
リヴァイも言ってる人睨んで遠くへ離してくれるし…そんな姿が少しだけ笑えて嬉しかった
｢そういえば…気づかない振りをしていた私への感情って…｣
｢っ…｣
そう尋ねるとリヴァイは飲んでいた水を吹き出しそうになりながらも冷静に｢は？｣と不機嫌な顔になってしまった
いや、は？は私の言葉
｢昨日、言ってたじゃない…どういう意味か分からなかった。だから聞いてるだけ｣
｢…その話は今するな｣
｢なんで？｣
｢……命令だからだ｣
｢…了解｣
何が命令だと問いたいが仕方ない。
教えてくれそうにないし…
後でなら良いのだろうと勝手に解釈し、大人しく頷いた
｢…こんな場所で言える訳ねぇだろ｣
｢…ん？｣
｢何でもない。さっさと食べろ、遅い｣
｢…少し待って｣
お前が早いんだよ、ばーか
なんて言えないな。言ったらまた喧嘩して周りを困惑させてしまうだろうから
急いで食べ終え自分の部屋に戻るとなった時、リヴァイは｢A｣といつもとは違う感じで呼ばれドキッとする
｢…なに｣
｢仕事、全部終わったら知らせに来い｣
｢どうして｣
｢…………｣
｢リヴァイ？｣
理由を尋ねると何故か視線を逸らされ、黙り込んでしまった。ん？と両手をブンブンとリヴァイの顔の前で振ってみるがしばらく反応がなかった
そして深いタメ息を吐かれ、やっと声を聞かせてくれた
｢たまには…2人で出掛けてぇだろ｣
｢…別に…｣
｢…………｣
｢…だって、リヴァイ忙しいから…無理は良くないと思って……｣
何でそんな睨みつける…と焦る。するとリヴァイは｢あぁ…なるほどな｣と再度タメ息を吐いては頭を抱えた
｢…じゃあ…俺の買い物に付き合え｣
｢え？｣
｢そう言えば、お前は来んのか？｣
｢…リヴァイからの頼みなら｣
｢ん…じゃあ仕事が終わったら知らせろ。その後俺の出掛けに付き合ってもらう｣
｢了解｣
じゃあな、鈍感と頭を叩かれリヴァイは去っていった。鈍感って何だよ…と叩かれた場所を摩りながら自分の部屋へと向かった
リヴァイと2人で買い物…
少しドキドキとしていながら、書類に目を通していた
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ありん(プロフ) - 最高な作品でした！！ありがとうございます！ (2019年9月9日 12時) (
レス) id: f5d5d6bebc (このIDを非表示/違反報告)
恵(プロフ) - ここ数日 これを帰ったら読める！…と仕事頑張れました！！最高です！もっと読みたかったぁ〜 (2017年8月31日 8時) (レス) id: f3b39a5866 (このIDを非表示/違反報告)
あんこ - 笑えて泣けて、超感動しました！これからもがんばってください！！ (2017年1月29日 0時) (レス) id: 1f2de715ef (このIDを非表示/違反報告)
茉央 - 完結おめでとうございます！大好きなこの作品また何回も読みたいと思います笑もしあれば番外編など楽しみにしています！ (2016年8月20日 7時) (レス) id: 9c4c5631b2 (このIDを非表示/違反報告)
パラチョコ(プロフ) - 完結おめでとうございます！この作品が本当に好きで何回も読んでいます笑 (2016年8月13日 1時) (レス) id: 62d6d38462 (このIDを非表示/違反報告)
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