第83話 ページ33
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リヴァイside
｢…最低だな……俺は｣
｢……別にいーんじゃない？そう思うのは仕方ないよ｣
｢もしアイツの意志が揺るがなかったら、ここにはお前1人しか居ねぇんだぞ｣
｢あぁ…そっか。それは何だか寂しいね｣
｢………｣
｢でも君は生きてるじゃないか。ちゃんと今、私とここに存在して話してる｣
｢…あぁ、そうだな｣
いつもアイツは俺の事を言葉にして必要としてくれていた。俺もそのつもりで居たのだが、ちゃんと伝わってなかったようだ
だから、あんな事を言ってしまったのかもしれない
ずっと気のせいだと、気づかない振りをしていた感情を受け入れてハッキリと伝える時が来たのかもしれない。花言葉とかじゃなくてちゃんとした言葉で
本当に伝えてしまっていいのか
未だに分からないが…
………………………………
失礼しますと部屋に入れば、エルヴィンは怖い顔で待っていた。机の前に立たされじっと見つめられる
｢何故呼ばれたか分かるか？｣
｢ピクシス司令や駐屯の方に迷惑をかけたからです…反省しています｣
｢私が怒っているのはそれじゃない｣
｢…え？｣
思わず聞き返す。エルヴィンは落ち着いた様子で首を振り｢確かに｣と続ける
｢それに関してタメ息が出るが、それはAではなくリヴァイに呆れている。私がAに呆れているのは…また1人で溜め込んだことだ｣
｢ッ……それは…｣
｢薄々気づいていた。だが、誰よりも信頼しているリヴァイにさえ今回のことを話さず1人で溜め込んでいたとは思わなかった。人任せにしていた私にも責任があるな。悪かった｣
｢…いえ｣
エルヴィンはそういう風に思っていたのかと初めて知った。なんて自分は馬鹿なのだろうと思い知ったなんて言ったら…またエルヴィンは同じことを言うのだろうか
確かにいつもの私だったらリヴァイに何でもかんでも相談して愚痴やら話しを聞いてもらっていただろう
だけど、最近はいろいろあり過ぎてリヴァイも寝不足でこれ以上頼るのは辞めようと思っていたのだ
でも、やっぱり頼るのはダメだと今でも思う
｢私は…もう甘えるのは嫌…だから｣
｢それは甘えるとは言わない｣
｢……え？｣
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ありん(プロフ) - 最高な作品でした！！ありがとうございます！ (2019年9月9日 12時) (
レス) id: f5d5d6bebc (このIDを非表示/違反報告)
恵(プロフ) - ここ数日 これを帰ったら読める！…と仕事頑張れました！！最高です！もっと読みたかったぁ〜 (2017年8月31日 8時) (レス) id: f3b39a5866 (このIDを非表示/違反報告)
あんこ - 笑えて泣けて、超感動しました！これからもがんばってください！！ (2017年1月29日 0時) (レス) id: 1f2de715ef (このIDを非表示/違反報告)
茉央 - 完結おめでとうございます！大好きなこの作品また何回も読みたいと思います笑もしあれば番外編など楽しみにしています！ (2016年8月20日 7時) (レス) id: 9c4c5631b2 (このIDを非表示/違反報告)
パラチョコ(プロフ) - 完結おめでとうございます！この作品が本当に好きで何回も読んでいます笑 (2016年8月13日 1時) (レス) id: 62d6d38462 (このIDを非表示/違反報告)
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