第81話 ページ31
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感情…？
そんな風に聞き返すことさえ忘れる程に意味が分からなかった。けれど、目の前のリヴァイは冗談を言ってるようには見えなかった
｢…え……あ…の…｣
｢……死ぬ気は失せたか？｣
｢………｣
唖然と頷くと｢ならいい｣と微笑まれ、
しっかり掴まれと壁の上へとまた移動する
怖かった…本気で落ちるかと思った…
まただ。訓練兵の時も死のうとしたのに、寸前でいざその時がくれば怖くなってリヴァイに助けてもらった
腰が抜け座り込んでいると、隣で胡座をかき一緒に夕陽に浮かぶ空を眺める
それからの2人の会話はとても少なかった
……………………………
ハ｢もー！本当に馬鹿なの！？壁から飛び降りるなんて！お陰で駐屯の人にめっちゃクソ怒られたじゃん！！｣
リ｢悪かった｣
｢…ごめんなさい｣
珍しく2人でハンジに頭を下げ謝る。ハンジはプンプン！と頭から煙が出るんじゃないかと思う程沸騰していた。
あれから何事もなかったかのように壁を降りると、駐屯兵団の人にさっきの｢壁飛び降り事件｣を目撃されておりこっ酷く怒られた
何とかエルヴィン、ピクシスのお陰もあり大事にはならなかったが…
リヴァイも珍しく反省しているようだった
そんな私達を見て、ハンジはタメ息を吐き
｢特に、リヴァイが悪いんだからね。立体機動を着けていないAを抱えて飛び降りるなんて…ね！？分かる？！危ないじゃん！ヘマしてたら死んでたよ！？｣
｢…あぁ、そうだな。危ねぇし死んでたかもな｣
｢はぁ…｣
深いタメ息を吐いては頭を抱えハンジは｢んーまぁ…｣と呟く。そして逸らしていた目を合わせてくれた
ハ｢…何があったか知らないけど、いつもの2人に戻ってるから良しとするか｣
リ｢…今日は何も言えねぇよ｣
ハ｢当たり前でしょ、誰が対処したと思ってんの｣
｢…リヴァイにバラしたのは…少し、許せないけど…｣
ハ｢……え、うそ｣
｢本当｣
リ｢今回の件はてめぇが酔って馬鹿になってくれたお陰だからな｣
ハ｢うっそ！！え！？まじで！？……A…ごめんね？(笑)｣
本当に思っていなさそうにハンジはパン！と両手を合わせ謝ってきた。まぁ、リヴァイも言ったけど今日はハンジへ何も言えない。言える言葉は｢ありがとう｣と｢ごめんなさい｣くらいだろうか…
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ありん(プロフ) - 最高な作品でした！！ありがとうございます！ (2019年9月9日 12時) (
レス) id: f5d5d6bebc (このIDを非表示/違反報告)
恵(プロフ) - ここ数日 これを帰ったら読める！…と仕事頑張れました！！最高です！もっと読みたかったぁ〜 (2017年8月31日 8時) (レス) id: f3b39a5866 (このIDを非表示/違反報告)
あんこ - 笑えて泣けて、超感動しました！これからもがんばってください！！ (2017年1月29日 0時) (レス) id: 1f2de715ef (このIDを非表示/違反報告)
茉央 - 完結おめでとうございます！大好きなこの作品また何回も読みたいと思います笑もしあれば番外編など楽しみにしています！ (2016年8月20日 7時) (レス) id: 9c4c5631b2 (このIDを非表示/違反報告)
パラチョコ(プロフ) - 完結おめでとうございます！この作品が本当に好きで何回も読んでいます笑 (2016年8月13日 1時) (レス) id: 62d6d38462 (このIDを非表示/違反報告)
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