第78話 ページ28
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リヴァイside
アイツの様子が変だと気づき、ヒストリアが開いた孤児院のパーティーで酔ったハンジに聞いてみた。
どうせ、酔い潰れたクソメガネの事だ。会話にもならんだろうと思っていた。だが、ハンジは｢んー｣と遠くを見つめ何かを長い間考えていた
しばらく待っていると｢実はね…｣と小さな声で話し出した
｢…A、陰で"裏切り者"だって…言われてるみたいなんだ｣
｢…は？｣
｢…ほら…あのさ、中央憲兵に一時期移動してたでしょ？それをさ…その…よく知らない人がさ……んー…何か呼んでるみたいで…｣
｢本人を目の前にか？｣
｢いーや、Aも最初の頃は気づいてなかったみたいだけど…聞いちゃったみたいだ……私もここ最近で……あの…知った…からさぁ〜…んー……｣
そんな事があったのか…
なら、何故俺に言わない。
いや…言う必要はねぇか…
私は裏で裏切り者だと言われてます。なんて…
自分から言う奴なんて早々居ねぇだろう
｢リヴァイには黙っててだってさぁ〜｣
｢…あ？なんだ｣
｢Aがさ、リヴァイには絶対言わないでだってさ。無理だよねぇ〜リヴァイ勘いーもん…それにさ何で言わねえ！って私が殴られそうだよ…はぁーあ…どうしたらいーんだろうねぇ〜…はぁ〜…リヴァイも、もう…気づいてるとは思うしぃ〜｣
｢…てめぇは酔うと本物の馬鹿だな……お陰で助かったが…｣
何で早く言わないと殴ってほしいみたいだった為、軽く頭を殴ってやった。｢いったぁあぁあ！！！｣と叫びを背にAを追いかけたが、途中で足を止める。
遠くで空を見上げる彼女に近づけなかった。何と声をかけ、慰めの言葉をあげ、どう寄り添っていいのか分からなかった
こんな時に俺は役立たずだ…
大切な奴に何も手を差し出してあげられない。ただ、彼女が望むように気づかない振りを続けるしかできない
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ありん(プロフ) - 最高な作品でした！！ありがとうございます！ (2019年9月9日 12時) (
レス) id: f5d5d6bebc (このIDを非表示/違反報告)
恵(プロフ) - ここ数日 これを帰ったら読める！…と仕事頑張れました！！最高です！もっと読みたかったぁ〜 (2017年8月31日 8時) (レス) id: f3b39a5866 (このIDを非表示/違反報告)
あんこ - 笑えて泣けて、超感動しました！これからもがんばってください！！ (2017年1月29日 0時) (レス) id: 1f2de715ef (このIDを非表示/違反報告)
茉央 - 完結おめでとうございます！大好きなこの作品また何回も読みたいと思います笑もしあれば番外編など楽しみにしています！ (2016年8月20日 7時) (レス) id: 9c4c5631b2 (このIDを非表示/違反報告)
パラチョコ(プロフ) - 完結おめでとうございます！この作品が本当に好きで何回も読んでいます笑 (2016年8月13日 1時) (レス) id: 62d6d38462 (このIDを非表示/違反報告)
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