第76話 ページ26
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角を曲がりまくって撒こうとするが上手く行かない。次の角を曲がった場所に荷物があったはず…悪いけどそれを利用して撒こう…
そう覚悟を決め曲がった瞬間だった。
ハ｢わっ！？なに！！？｣
｢っ…いったぁ…｣
リ｢……ったく…｣
ハ｢え、何してるの？2人共｣
｢…ハンジ……許さない…｣
ハ｢えっ…｣
ハンジとぶつかり、尻餅をついた私の手をしっかりと掴みリヴァイはグッと立たせる
ハンジは何が何だかと表情をコロコロ変え、
私に｢何かごめんね｣と笑う
リ｢さて、俺らは部屋に戻るぞ｣
｢…嫌だ｣
リ｢嫌だじゃねぇ、来い｣
｢離せっ｣
ハ｢ちょっとちょっと？どうしたのさ、2人が喧嘩なんて久しぶりじゃない？何があったの？｣
リ｢………後で話す｣
｢っ…なっ…離せっ！このっ…やめろ！！！｣
そう叫んだ瞬間、一瞬何が起こったのか分からなかった。けれど体がザッと音が鳴り、凄く痛かった
リヴァイに投げ倒されたと気づいた頃には、周りに沢山の兵士が集まっていた
呆然として顔を上げると、ハンジの焦った顔とリヴァイの相変わらずの無表情が目に写った
そしてまたすぐに立ち上がらせられては
｢…来い｣
｢………｣
それから部屋までの距離はいつもより遠く感じた
………………………………
｢悪かった。投げ飛ばして｣
｢……貴方に…そうされるのは慣れてますから…｣
｢……時間が巻き戻ったみたいだな｣
｢………？｣
｢お前に手を挙げて、それに反発して敬語使って…｣
そう困ったように微笑むリヴァイはやっぱり悲しそうで、何も言葉が出なかった
で、と彼は呟き私を見つめる
｢俺に何を隠してやがる｣
｢……何も｣
｢……何か陰で言われてんのか｣
｢え……｣
ドクっと心臓が大きく動く。
それを始めにどんどん鼓動が早くなり俯く
｢…何も……言われてない…何かわたし…言われてるんですか…｣
｢……A、俺に嘘を吐けねぇって…知ってんだろう｣
｢ッ……嘘じゃないっ｣
｢裏切り者｣
｢ッ…！？｣
その言葉に大きく動揺した私を見て、リヴァイは大きなタメ息を吐いた。そして｢やっぱりな｣と小さく呟く
どうして…どうして貴方がその言葉をっ
必死に気づかれないようにと……
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ありん(プロフ) - 最高な作品でした！！ありがとうございます！ (2019年9月9日 12時) (
レス) id: f5d5d6bebc (このIDを非表示/違反報告)
恵(プロフ) - ここ数日 これを帰ったら読める！…と仕事頑張れました！！最高です！もっと読みたかったぁ〜 (2017年8月31日 8時) (レス) id: f3b39a5866 (このIDを非表示/違反報告)
あんこ - 笑えて泣けて、超感動しました！これからもがんばってください！！ (2017年1月29日 0時) (レス) id: 1f2de715ef (このIDを非表示/違反報告)
茉央 - 完結おめでとうございます！大好きなこの作品また何回も読みたいと思います笑もしあれば番外編など楽しみにしています！ (2016年8月20日 7時) (レス) id: 9c4c5631b2 (このIDを非表示/違反報告)
パラチョコ(プロフ) - 完結おめでとうございます！この作品が本当に好きで何回も読んでいます笑 (2016年8月13日 1時) (レス) id: 62d6d38462 (このIDを非表示/違反報告)
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