第53話 ページ3
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エレンはヒストリアに｢何で！？｣と
涙を流し叫び続ける
エ｢何やってんだよ！お前！！｣
ヒ｢エレン逃げるよ！｣
エ｢お前は俺を食わないとダメなんだよ！お前は選ばれた血統なんだぞ！？俺は違うッ…！俺は何も特別じゃない！！俺がこのまま生きてたら皆が困るんだッ！！！早く俺を食ってくれッ…もう辛いんだよ生きてたって！！｣
｢違う！！！｣
『ッ！？！』
エレンの叫びを聞いていたら
たまらなくなって、胸が苦しくて、
締め付けられてそのまま私まで泣いてしまいそうで
ケニーから掴まれていた手を強引にも振りほどき、
気がつけばそう私も叫んでいた
｢違う…エレンが居ないと悲しむ人は必ず居る。私がその1人！エレンが居ないと私は悲しい…！幼馴染みであるミカサやアルミンはもっと悲しいに決まってるッ…罪の意識があるのなら、生きなさい！生きてちゃんと人類を救いなさい！私達に力を貸しなさいよ！！｣
エ｢Aさッ…！｣
ヒ｢っ…そうだ、私は巨人なんか駆逐しない！誰がそんな面倒なことするか！！むしろ人類なんか嫌いだ！滅ぼされたらいいんだ！わかる！？私は最低最悪の超悪い子！！エレンをここから逃がす！そんでっ…全部ぶっ壊してやる！！！｣
絶対に私もエレンを助ける。もうこんなお遊びは終わりだ、そう振り返るとケニーは全てを悟ったように微笑んでいた
｢言いたいことは丸分かりだ｣
｢…あなたの夢が何だったのか、分からないけど……貴方は…悪い人ではない…｣
｢…そりゃ、この短い間での進歩ってやつか？(笑)｣
｢……私も逃がす？｣
｢あぁそうだな。逃がすのは勿体ねぇくらい俺好みな女なんだが…先約が居るみてぇだし。ここでおさらばってこった｣
首を傾げると豪快に笑い、
ニッと笑みを浮かべては手を振る
｢…いつか、リヴァイに会いに来る？｣
｢さぁな、今回ので完璧に嫌われたっぽいしなぁ。その時はAちゃんが説得してくれよ｣
｢…喜んで｣
そう小さく笑うとケニーは嬉しそうに｢やっと笑いやがったな(笑)おせぇよ｣と笑顔で肩をすくめた
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ありん(プロフ) - 最高な作品でした！！ありがとうございます！ (2019年9月9日 12時) (
レス) id: f5d5d6bebc (このIDを非表示/違反報告)
恵(プロフ) - ここ数日 これを帰ったら読める！…と仕事頑張れました！！最高です！もっと読みたかったぁ〜 (2017年8月31日 8時) (レス) id: f3b39a5866 (このIDを非表示/違反報告)
あんこ - 笑えて泣けて、超感動しました！これからもがんばってください！！ (2017年1月29日 0時) (レス) id: 1f2de715ef (このIDを非表示/違反報告)
茉央 - 完結おめでとうございます！大好きなこの作品また何回も読みたいと思います笑もしあれば番外編など楽しみにしています！ (2016年8月20日 7時) (レス) id: 9c4c5631b2 (このIDを非表示/違反報告)
パラチョコ(プロフ) - 完結おめでとうございます！この作品が本当に好きで何回も読んでいます笑 (2016年8月13日 1時) (レス) id: 62d6d38462 (このIDを非表示/違反報告)
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