第61話 ページ11
.
すると、少し距離を置いた状態で
コソコソと話し出した
エ｢おい…ヒストリア、兵長殴るなんてやめとけよっ…リーブス会長の遺言っていうか、最後の冗談じゃねぇか。お前自身何も恨んでねぇんだろ？｣
ヒ｢ッ…こうでもしないと女王なんて務まらないよ｣
ジ｢いいぞ…ヒストリア。その調子だ｣
エ｢ほんと止めとけってっ…Aさんも居るじゃねぇか…本気でやるならまず俺がAさんに事情説明するから待てって｣
ヒ｢うるさい！こんな事で…怖がってちゃ何も出来ないでしょ…！｣
エ｢いや、だから…そういうんじゃなくてっ｣
リ｢…おい、何の話だ。コソコソしやがって…｣
そうリヴァイがタメ息を吐いた瞬間、覚悟を決めたようにヒストリアはこちらに勢いよく振り返り、先程の私のように拳を上げ
ヒ｢う…あぁああああ！！あぁあっ！｣
『ッ…おおおお！』
リ｢…ッ……｣
｢…………｣
ヒストリアは大声を出しながら、
ポカッとリヴァイの肩を思いっきり殴った。
何が起きたのかしばらく分からず、
目を見開きヒストリアを見つめる
何も言わず俯くリヴァイを他所に、
ヒストリアは満足気に｢ハハハ！｣と笑い
ヒ｢どうだー！私は女王だぞー！？文句があればっ…！｣
そうヒストリアの言葉を止めた理由は
私にも分かった。
リ｢…ふふ……お前ら、ありがとな｣
｢…ありがとう｣
私も思わず笑みが溢れ口元を押さえながら笑うと
皆は驚いた表情から同じように笑顔を見せた
エレンに至っては今にも泣きそうだ。ポンポンとエレンとヒストリアの髪を撫でるとエレンは目尻の涙を拭いながら笑った
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 396人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「進撃の巨人」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ありん(プロフ) - 最高な作品でした！！ありがとうございます！ (2019年9月9日 12時) (
レス) id: f5d5d6bebc (このIDを非表示/違反報告)
恵(プロフ) - ここ数日 これを帰ったら読める！…と仕事頑張れました！！最高です！もっと読みたかったぁ〜 (2017年8月31日 8時) (レス) id: f3b39a5866 (このIDを非表示/違反報告)
あんこ - 笑えて泣けて、超感動しました！これからもがんばってください！！ (2017年1月29日 0時) (レス) id: 1f2de715ef (このIDを非表示/違反報告)
茉央 - 完結おめでとうございます！大好きなこの作品また何回も読みたいと思います笑もしあれば番外編など楽しみにしています！ (2016年8月20日 7時) (レス) id: 9c4c5631b2 (このIDを非表示/違反報告)
パラチョコ(プロフ) - 完結おめでとうございます！この作品が本当に好きで何回も読んでいます笑 (2016年8月13日 1時) (レス) id: 62d6d38462 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
