第6話 ページ41
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｢その死んでいった者やその家族に報えれる情報を得られているんでしょうか？人類が勝利を手にして自由になる日なんて…少なくとも私達が生きてる間には絶対に不可能です……外の世界を調査する、人類の栄光を願う、表向きでは立派なことを言いますけど…私には馬鹿げた兵団としか思えません｣
いくらリヴァイでも少し言い過ぎた。
でも、このあくまで持論はいつまで経っても間違ってないと思う
この残酷な世界で生き延びるには、強くなって偉くなるのが一番。王政府の側で愛想笑いを特技にするしかないのだ
だけど、私の言葉に反発など見せずにリヴァイは笑顔を見せる
｢まったくお前の言う通りだ｣
｢……だったらリヴァイも…｣
｢だが、俺らが死んだ後にでも、未来の誰かが自由な世界で幸せに暮らせるのなら、今まで死んでいった奴も今から死んでいくかもしれない奴も、それは意味のある死だということになる。無駄にはならねぇだろ｣
黙り込んでしまった私を見かけてか、
リヴァイは｢まぁ…要するにだ｣と付け足した
｢俺には調査兵団が一番合ってるらしい｣
｢…そうですか｣
｢そんなに俺とずっと一緒にいてぇのか｣
｢は？｣
すると突然かうように笑うリヴァイは｢ほう｣と頷いた。何が｢ほう｣だよと呆れていると
｢お前が"だったらリヴァイも"と言ってたじゃねぇか。それは調査兵団なんかやめて、私と一緒に憲兵へ入団しようって誘いじゃねぇのか？｣
｢ッ…な、違います！私の考えを理解するなら、アンタも憲兵に入れば良いんじゃないんですかって言う提案であって！誘いじゃないです！バーカ！｣
｢なに焦ってやがる、落ち着け気持ちわりぃ｣
確かに私は何を焦ってるんだろうか
さっきから｢閉じ込められた空間｣に慣れてなさすぎて、冷静なリヴァイと並ぶと本当に馬鹿みたいだ。
落ち着け、慣れろ…
リヴァイの裸にも慣れてきたんだから、大丈夫
｢はい、落ち着きました｣
｢なら、寝るぞ｣
｢エッ！？｣
｢あぁお前はさっきまでブヒブヒ寝てたもんな。俺は寝る、静かにしとけよ｣
｢ちょっとブヒブヒって何ですか｣
｢お前のイビキだ｣
｢…嘘乙です｣
｢おやすみ、ブヒブヒメスブタ野郎｣
｢明日、無事に生きて目覚められると良いですね｣
親指を下に向けて笑って言ってやると、
リヴァイは安定の無視で床に寝転んだ。
くそ…寝息たてだすし…完全にあっちのペースだッ
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はてな(?)(プロフ) - さぁさん» さぁさん、コメントありがとうございます。返信が遅くなりごめんなさい。パスワードはsingeki25だったと思います。私も恋愛ヘッタクソなヘタレ野郎ですよ〜(;_;)こちらこそでございます！これからも頑張りますので、よろしくお願いします！ (2018年7月31日 20時) (
レス) id: 8d46541ae2 (このIDを非表示/違反報告)
さぁ - ここでいいのかわからないんですが腹黒兵長の作品のパスワード教えていただきたいです！いつもニヤニヤしながら読ませてもらってます、元気もらえます！現実では恋愛ヘッタクソなので… いつもありがとうございます！！！！ (2017年12月8日 22時) (レス) id: e522f89f4c (このIDを非表示/違反報告)
かよ(プロフ) - 久しぶりの更新、とっても嬉しいです！ありがとうございます(^^)はてなさんの兵長やっぱりツボです！最高です！これからもキュンキュンする作品楽しみにしています(^^) (2017年7月4日 17時) (レス) id: 97db8acba7 (このIDを非表示/違反報告)
かよ(プロフ) - 更新ありがとうございます！キュンキュンさせてもらいました(*^^*) (2016年1月5日 22時) (レス) id: 828520f6e5 (このIDを非表示/違反報告)
ルリア - はてなさん» 感動です！ (2015年11月20日 20時) (レス) id: 831d697a1d (このIDを非表示/違反報告)
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