第2話 ページ33
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仕方なくキャンドルホルダーを取り出す。
そして中にキャンドルを入れて火を灯すとリヴァイは「おい」とやっと手を止めた
「匂い付きじゃねぇだろうな」
「無臭」
「ならいい…火事するなよ」
「うん…見て、リヴァイ」
そう自慢気に一目惚れしたキャンドルホルダーを手の平に乗せ見せつけると、リヴァイは呆れながらも微笑んだ
「いいじゃねぇか」
「一目惚れした」
「綺麗だな」
「…リヴァイにも買ってきた」
「…は？」
この流れで渡そうと紙袋を渡す。驚きながらも受け取り中からプレゼントを取り出す
そして目を見開きキラキラと輝かせる
「これは…珍しい茶葉じゃねぇかっ」
「仕事帰りに見つけた。絶対リヴァイ喜ぶって思った」
「……悪くない」
「誕生日、おめでと」
「…あぁ」
そう茶葉が入った缶を見つめ嬉しそうに笑った。そんな彼を見るのは初めてで心の中でガッツポーズをする
リヴァイはさっそくお気に入り茶葉を並べている棚に飾り、また書類に目を戻す
頑張りすぎだと思うが…余計なお世話か
「…クリスマスに恋人はホテルに行く風習があるらしい…」
「……」
少し雑談でもしながらの方が疲れも軽減されるだろうと思い、さっきカップルの会話を聞き知ったことを言ってみると、リヴァイはペンを止め顔を上げる
目が合うとムッと口を曲げた
「……誰情報だ、それ…」
「さっき街で聞いた」
「は？」
「カップルがこれからどうするか迷ってて、そしたら男の方が今日はクリスマスだからホテルを予約しているからと誘っていた…そういう風習があるんだと驚いた………リヴァイ？」
何故か頭を抱え深いタメ息を吐くリヴァイ
首を傾げ「人が話してるのに失礼な奴だ」と睨みつける。すると、リヴァイは顔を上げ「天然か、馬鹿か…」と言い出した
「…悪口？」
「かもな」
「失礼な奴」
「どっちがだ。人が仕事してんのに…そういう話持ってくんじゃねぇ」
「そういう話？私はただ初めて知ったからリヴァイも知ってるかなと思っただけで…」
それに気が紛れればと思っただけなのに…
リヴァイは更にもう一度タメ息を吐き、何故か口元を押さえ頬を染める
「…ガキじゃねぇから知ってる」
「……本当？」
「うるせぇな…」
「何でそんな恥ずかしがってるの…意味が分からない」
「お前は何でそんな知らねえのか意味が分からん…まぁ別に知らなくてもいいが…」
「なら教えて」
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はてな(?)(プロフ) - さぁさん» さぁさん、コメントありがとうございます。返信が遅くなりごめんなさい。パスワードはsingeki25だったと思います。私も恋愛ヘッタクソなヘタレ野郎ですよ〜(;_;)こちらこそでございます！これからも頑張りますので、よろしくお願いします！ (2018年7月31日 20時) (
レス) id: 8d46541ae2 (このIDを非表示/違反報告)
さぁ - ここでいいのかわからないんですが腹黒兵長の作品のパスワード教えていただきたいです！いつもニヤニヤしながら読ませてもらってます、元気もらえます！現実では恋愛ヘッタクソなので… いつもありがとうございます！！！！ (2017年12月8日 22時) (レス) id: e522f89f4c (このIDを非表示/違反報告)
かよ(プロフ) - 久しぶりの更新、とっても嬉しいです！ありがとうございます(^^)はてなさんの兵長やっぱりツボです！最高です！これからもキュンキュンする作品楽しみにしています(^^) (2017年7月4日 17時) (レス) id: 97db8acba7 (このIDを非表示/違反報告)
かよ(プロフ) - 更新ありがとうございます！キュンキュンさせてもらいました(*^^*) (2016年1月5日 22時) (レス) id: 828520f6e5 (このIDを非表示/違反報告)
ルリア - はてなさん» 感動です！ (2015年11月20日 20時) (レス) id: 831d697a1d (このIDを非表示/違反報告)
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