クッキー：江戸川乱歩(※誤字訂正しました) ページ16
A「流石に作りすぎたかなァ」
私の鞄の中にはクッキーが入った袋が数袋。家庭科部の私は部活でクッキーを作ったのだけど、材料が大量にあった為に、出来上がった数もかなりのものになってしまった。部活で幾つか食べたから、私はもう食べる気が起きないし、家族も私の作ったお菓子を食べ飽きてるしなァ
乱歩「A-」
後ろから私を呼んだのは、幼馴染の乱歩
A「あ、乱歩」
乱歩「アレ、何か良い匂いする。あ、今日家庭科部か」
A「うん。でも、一寸作り過ぎちゃって…」
私はクッキーの袋が大量に入った鞄を乱歩に見せる
乱歩「ふ〜ん。で、お人好しなAは、余ったクッキーを殆ど持って帰ってしまった、と」
A「う…」
乱歩「丁度良かった。今日も授業で頭使ったから、甘いものが欲しかったんだよね。一袋頂戴」
乱歩は私の鞄からクッキーの袋を一つとると、袋を開いてクッキーを口に放り込んだ
乱歩「うん、おいしい。もっと頂戴」
A「食べるの早…」
あっという間に一袋平らげてしまった乱歩は、私の鞄から一袋、また一袋と貰って行く
A「ね、ねぇ。そんなに持って行って良いの？」
気付けば鞄からクッキーの袋は半分位無くなって、代わりに乱歩の鞄に大量のクッキーの袋が詰められた
乱歩「だって、持って帰ったところで貰い手いないでしょ？」
A「そうだけど…」
乱歩「安心してよ。僕甘いもの大好きだし。それに…」
いきなり乱歩が、私に顔をグッと近づけて来た
乱歩「Aのお菓子を貰って良いのは、僕だけなの」
A「な、何それ…」
乱歩「別にー？だから、僕以外の男に、家庭科部で作ったお菓子、あげちゃ駄目だからね！じゃあね！」
乱歩はそう云って、自宅に向かって走って行った
A「顔近づける事無いでしょ///」
乱歩の整った顔に少しドキッとしてしまった…
※※※※※
終わり方雑やなァby駄作者
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ハイド - こういう学校行きたい。 (2019年3月17日 11時) (
レス) id: 978af02bfc (このIDを非表示/違反報告)
サヨ - ありがとうございました。満足しましたよ。 (2017年1月9日 16時) (レス) id: f90adf2d5a (このIDを非表示/違反報告)
歩(プロフ) - 初めまして文化祭で執事喫茶を開いたようです:マフィアのAって誰ですか (2017年1月9日 14時) (レス) id: 40469d2706 (このIDを非表示/違反報告)
サヨ - リクエストしていいですか？ ドストエフスキーさんで 図書室っていうのはどうですか？ 更新待ってます。 (2016年12月27日 16時) (レス) id: e8aa5139ae (このIDを非表示/違反報告)
澪奈(プロフ) - 華吹紫亜さん» 態々すみません！！あ、後、この小説、面白くて好きです！応援してます^ ^ (2016年11月30日 23時) (レス) id: cfb93e9ef6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華吹紫亜 | 作成日時：2016年10月9日 21時
