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密室:中原中也 ページ15

狭い掃除用具入れ。その中にいるのは俺と、俺の彼女の…

A「///」

 如何して俺たちがこんな処に居るのかというと、成績の事で尾崎先生に説教されていたのを隙を見て逃げ、偶々逃げ込んだのがAのクラスだった。愛しい彼女の顔を見てほっとしたのも束の間。忌々しい、かつAに惚れている太宰の野郎が尾崎先生に俺が教室に逃げ込んだ事を告げ口し、先生と共に教室に入ってきた。此の儘では俺は先生に説教され、太宰はAを口説く羽目になる。其れを避ける為に、掃除用具入れに隠れた。と云う訳だ

治「あれー?Aちゃんが居ない?Aちゃーん。隠れてないで、私と心中しよー」

尾崎「中也も居らんのぉ。太宰、本当に此処に入ったのか?」

 彼奴、矢張りAを口説こうと←

A「ち、中也…」

中也「シッ、少し我慢しろ」

 俺はAの口を自分の手で押さえつける
 Aは事の状況を悟ったのか。体を縮めるのが制服越しに感じられた
 その拍子に、Aの体の柔っこい彼方此方が、俺の体に当る

中也・A「「ッ//////」」

治「んー筆記用具があるから学校に入るはず…別を当たろうか」

尾崎「そうじゃのう。私も場所を変えるか」

 二人の足音がだんだん遠のいていく。教室の扉が閉じる音を確認してから、俺とAは掃除用具入れから出る

中也・A「「ッ//////」」

 不味い、気まずい…どさくさに紛れてセクハラ紛いのことしたし…
 すると、A俺の胸に顔を埋めてきた

A「うぅ…中也の馬鹿ァ…変な処触って来ないでよォ」

中也「悪かったって!でも…」

 俺はAに少し長めの口吸いをした

A「ん…中也…」

中也「嫌じゃなかっただろう?」

A「!!!」

 Aは耳まで真っ赤にして、俺の胸にまた顔を埋める
 ああ、もう…何だ此の可愛い生物!

中也「良し、此の儘俺ン家来い」

A「え、ちょっと…中也!」

 俺はAの手を引き、俺の家の帰路に向かう。


 帰宅後、俺とAは掃除用具入れでの続きを楽しんだ

※※※※※

…高校生って、こんな事しないよねェ?by駄作者

クッキー:江戸川乱歩(※誤字訂正しました)→←倒れた:芥川龍之介



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ハイド - こういう学校行きたい。 (2019年3月17日 11時) (レス) id: 978af02bfc (このIDを非表示/違反報告)
サヨ - ありがとうございました。満足しましたよ。 (2017年1月9日 16時) (レス) id: f90adf2d5a (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 初めまして文化祭で執事喫茶を開いたようです:マフィアのAって誰ですか (2017年1月9日 14時) (レス) id: 40469d2706 (このIDを非表示/違反報告)
サヨ - リクエストしていいですか? ドストエフスキーさんで 図書室っていうのはどうですか? 更新待ってます。 (2016年12月27日 16時) (レス) id: e8aa5139ae (このIDを非表示/違反報告)
澪奈(プロフ) - 華吹紫亜さん» 態々すみません!!あ、後、この小説、面白くて好きです!応援してます^ ^ (2016年11月30日 23時) (レス) id: cfb93e9ef6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:華吹紫亜 | 作成日時:2016年10月9日 21時

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