倒れた:芥川龍之介 ページ14
龍｢ゴホッゴホッ｣
体育の授業で倒れてしまった僕は、梶井の肩を借りながら、保健室まで運んで貰った。あと１限で今日の授業は終わるので、放課後までベッドで休ませて貰うことにした。こんな惨めな姿、恋人のAには見せられぬ。幸い、クラスは違うから気付いていないだろう。然し…
龍｢A…｣
愛しい恋人に会いたい。等と思って了う哀れな自分も居た。
すると、ベッドの周りのカーテンが開いた
A｢え、龍君！？｣
龍｢は？A！？｣
カーテンを開けたのは先刻まで会いたいと思っていたAだった。
龍｢何故…森先生は？｣
A｢少し留守にするからって保健委員の私が留守番を頼まれたの。寝ている生徒が居るから、若しだったら面倒診て遣ってくれって｣
そうか、Aは保健委員だったのか…そう云えば太宰先輩が可愛い保健委員に包帯を巻いて貰ったと云っていたが、Aの事か？否、絶対にそうだ。こんな愛らしい保健委員、A以外に考えられない←
A｢若しかして、発作？｣
龍｢嗚呼｣
隠してもどうせバレて了うので、素直に云う
A｢一寸身体起こせる？｣
僕はAの云う通り、上半身を起こす
A｢一寸前屈みになって…｣
軽く起こした上半身を前に倒すと、Aが背中に顔をくっ付けて来た
龍｢A！？｣
A｢うん、喘息音は落ち着いてる。軽い発作で良かったね。て、事自体は余り良くないケド｣
Aが触れた背中がほんのりと熱を帯びる。好いている女にこんな事をされてしまえば、少しばかり理性が飛びそうになる
A｢あれ、少し熱い？熱もある感じ？｣
Aは背中に帯びた熱を悟り違えて、僕に顔を近付けてきた
龍｢貴様は…誘っているのか？｣
A｢え、何が…キャッ｣
僕はAの手を引いて、ベッドに押し倒した
龍｢病人と云えども僕とて男。そして貴様の彼氏だ。そんな風に顔近付けられたら理性も崩壊する｣
A｢えっと、あの…ん！｣
僕は困惑するAの唇に自分のそれを押し付けた
A｢ぷは！龍君？｣
唇を話せば、潤んだ瞳で僕を見上げるA。その瞳が余計に僕を惑わせる
龍｢A、森先生はどれ位留守にすると云っていた？｣
A｢えっと、30分位だったかな｣
龍｢では、30分好きにさせて貰おう｣
A｢え、龍く…あ///｣
それから30分、僕は愛らしい恋人を堪能した
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ナンダコレby駄作者
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ハイド - こういう学校行きたい。 (2019年3月17日 11時) (
レス) id: 978af02bfc (このIDを非表示/違反報告)
サヨ - ありがとうございました。満足しましたよ。 (2017年1月9日 16時) (レス) id: f90adf2d5a (このIDを非表示/違反報告)
歩(プロフ) - 初めまして文化祭で執事喫茶を開いたようです:マフィアのAって誰ですか (2017年1月9日 14時) (レス) id: 40469d2706 (このIDを非表示/違反報告)
サヨ - リクエストしていいですか？ ドストエフスキーさんで 図書室っていうのはどうですか？ 更新待ってます。 (2016年12月27日 16時) (レス) id: e8aa5139ae (このIDを非表示/違反報告)
澪奈(プロフ) - 華吹紫亜さん» 態々すみません！！あ、後、この小説、面白くて好きです！応援してます^ ^ (2016年11月30日 23時) (レス) id: cfb93e9ef6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華吹紫亜 | 作成日時：2016年10月9日 21時
