検索窓
今日:3 hit、昨日:19 hit、合計:25,669 hit

97 ページ47

「臣…もうわからない…」



マリアの命が本当に消えてしまいそうで



『最期まで偽る』
それが私には正しい事なのか
もうわからなくなってた




臣「どした?」



私も臣に偽ってたんだから
臣の返事はそうしかない
だけど久しぶりに聴いたその声は
酷く優しくて



「マリアが死んじゃう…」



マリアのプライドを
抱えきれなくなってしまった



マリアは痛みを取り除く為に
もうほとんど意識がない



「マリア…ごめんね。
マリアの愛を邪魔して…」



「ねぇ…いつもみたいに怒ってよ…」



だけどやっぱり返事なんかない



「ねぇ…マリア…」

98→←96



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (29 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
129人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:miniminimana | 作成日時:2021年8月31日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。