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正也を目の前にして
驚くぐらい臣はクールだった



仕事はどうしたの?って聞きたいぐらい
ひととき…一瞬足りとも私の側を離れない



多田「いや、大人ですよ。
ビジネスにプライベートは持ち込んだり
しませんよ。」



臣「確かに正論だけど
人の根本は変わらないでしょ?
プライベートだろうがビジネスだろうが
信頼というのが1番大切ですよね?」



多田「簡単におっしゃいますが
現実問題、契約書もあればお金も動いてます。」



臣「それぐいの事わかってますよ。
だからこちらも弁護士を入れて
お話させていただきます。」



多田「登坂さん。ビジネスの世界
舐めてもらってます?」



臣「いや、こっちは完全に騙されて
その事も別で訴えさせてもらっても
いいんですけどね。
そちらももうすぐお子さん産まれるのに
そんな大事にされたくないでしょ?」



私の口を挟む隙を与えないどころか
臣はサラッとまた私の知らない事実を
多田に突きつけた



臣が多田との今までのメールのやり取り
絶対に消すなって言ったのはこのため
だったんだろう

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作者名:miniminimana | 作成日時:2021年8月31日 16時

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