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「まりあーーーーー」



ベッドから起き上がるのも辛い
二日酔いがもちろん待ってた



『はい…水』



マリアを呼んだはずなのに
耳に聞こえたのは臣の柔らかい声



臣「A?二日酔いだろ?
大丈夫か?キツイ?」



昨日もう涙は枯れ果てたと思ったのに
ベッドから顔も上げられず
また涙がどんどん出てくる



うつ伏せで寝てた私の身体は
簡単に抱き上げられて
ベッドの上で臣に後ろから抱きしめられてる



臣「ほら、水」



気分は水を飲むよりも
頭から水をかぶりたい気分



臣「なんだよ?口移しで飲ませんぞ!笑」



「おみっ…ごめん…本当にごめん…」




臣「んーあいつをさ選んだのは何で?」



「臣との将来が想像できなかったから…」



臣「どういう意味?」



「結婚とか子供とか…そういう想像が
できなかった…
なんていうか…普通っていうのが
想像できなかった…」



臣「結婚したいの?」



「すぐにとかじゃないけど
結婚して子供が出来てって…
いつかはやっぱり自分の家族が欲しい」



もうここまで来たら
臣にはちゃんと本音でぶつからないと
だめだって思った

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作者名:miniminimana | 作成日時:2021年8月31日 16時

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