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臣の手紙を呼んで泣いたくせに
正也と手を繋いで
LAの街を歩いてる
多田「ね？何も買わないの？」
「うーん。あんまり物欲ないんだよね」
多田「アハハッ。どこまでも
仕事優先なんだ？
だけど確かにLAは色々な刺激があって
歩いてるだけでもアイデアになるな！」
「うん！あ、飲食とかにも
色々アイデア使えそうだよね？」
多田「確かに！色々ヒント貰ってる！
ま、仕事の話はそれぐらいに
なんか食べよっか？」
珍しく選んだのはハンバーガーショップ
「こういうの食べるんだ？」
多田「食べる！食べる！
どっちかっていうと好き！笑
だって普段は男1人暮らしだからさ。
パパっと食べれて最高！」
テンション上がってる正也を
初めて見た気がする
こんな顔をクシャってして笑うんだ
多田「あ、付いてる」
「ありがと。
私しょっちゅう食べたものつけるの
大人なのに直らなくて」
多田「え？今までそんな事なかったじゃん」
「だってすごーく気をつけて
食べてたもん！」
多田「お！じゃあちょっと
気許してくれてんだ？」
「そうかも…笑」
だけど正也は1回関係を持ったからって
それを当たり前とはしてなくて
スマートに送ってくれて
『おやすみ』の
触れるキスだけ残して帰ってく
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作者名：miniminimana
| 作成日時：2021年8月31日 16時
