漂う夢より 1 ページ40
保健医「伊藤さん、ベッドでゆっくり休むのよ」
A「はーい…」
実は今朝から熱があり、ずっと体調が優れなかった。
しかし、あまり学校を休むのは好きじゃないあたしはいつも通りに登校した。
しかし3時間目の体育の授業の時、朝から無理していたのが出たのか、ふとした瞬間に体がフラつきその場に倒れてしまった。
倒れこんだあたしにクラスのみんなや先生が心配して集まり、あたしは保健室に連れられた。
とりあえずお昼休みまで大人しく保健室のベッドで休むことにした。
そして少しずつ夢の中へ落ちていった。
夢うつつの中、頭を優しく撫でられるのを感じた。
優しく撫でられて心地よい気分になった。
具合が悪い時は心細くなるからきっとそんな夢を見ているのだろう。
きっと保健医の先生が様子を見に来て、頭を撫でてくれているのだろうとあたしはそっと目を開けてみた。
しかし、隣をみるとそこには椅子に足を組んで座り頬杖をつきながらこちらを見つめる柊先生がいた。
柊「お、起きた？」
A「うわぁっ」
あたしは驚いて、すぐ様上体を起こして先生からあからさまに離れた。
柊「何だよその反応」
てっきり保健医の先生だと思っていたあたしはまさか柊先生が隣にいたなんて分からず、だいぶ驚いた。
A「だって…、
まさか柊先生がいるなんて」
あたしは柊先生を震える手で指差しながら呟いた。
柊「保健医の先生が急用が入って外に出ないと行けなくなったから、この時間空いてる俺が入ったんだよ」
A「え、そうなの」
柊「ほら、ちゃんと寝てろよ」
あたしはじっと先生を見つめた。
柊「何だよ…？」
A「先生…、
いつからそこにいたの？」
柊「だいぶ前から。
起きないからずっと寝顔見てた」
さらっとそう言いながら先生は目を細めて口角を上げた。
A「え〜！うそ？
寝顔見てたのっ！？」
柊「ほら、そうやって興奮してると熱が上がるぞ。
大人しく寝ろよ」
あたしは渋々また横になった。
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chelly04(プロフ) - みーさん» かしこまりました！お時間頂くかもしれませんが、お話書かせて頂きますね！ (2019年3月28日 23時) (
レス) id: d1ee8d6ad6 (このIDを非表示/違反報告)
みー - 夢主ちゃんと柊先生の間に子供が出来るのが見たいです!!!!! (2019年3月23日 20時) (レス) id: dea39d2cd3 (このIDを非表示/違反報告)
chelly04(プロフ) - 3aさん» かしこまりました！移行後、お時間頂くかもしれませんがお話書かせて頂きますね！ (2019年3月22日 20時) (レス) id: d1ee8d6ad6 (このIDを非表示/違反報告)
chelly04(プロフ) - あんず飴さん» 確かにレアでしたね！笑かしこまりました！甘めなお話は苦戦しているのですが、出来る限りの物になるかもしれませんが移行後、お時間頂き書かせて頂きますね！ (2019年3月22日 20時) (レス) id: d1ee8d6ad6 (このIDを非表示/違反報告)
3a - リクエストなんですけど、律が親戚に赤ちゃんを頼まれて学校に連れていくお話がみてみたいです。お願いします！ (2019年3月22日 6時) (レス) id: ad52702071 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：chelly04 | 作成日時：2019年2月16日 22時
