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ザクッ
その音がした後、すぐに私の腕は赤く染っ
た。
痛みは感じなかった。それより絶望の方が大きかったから。
「ふっ、アハハハハハ!ほんとに切った笑 やるじゃんB。じゃあ明日から、A。あんたがいじめの標的だよ。それじゃ、帰ろーっと。」
皆が帰った後、私は泣いた。泣きながら帰り道を歩いた。けど、帰っても私の居場所なんてない。もう私の居場所なんてどこにもないのだ。
それならもういっその事…死んでしまおうか。
そんなことを考えながら、公園のベンチに座っていた。服はボロボロだし、腕は真っ赤だし、こんなとこ、誰かに見られたら…いや、誰に見られても困ることなんてなかった。
もう、私と普通に接してくれる人なんて居ないだろう。私の味方なんて、誰1人居ないのだ。
あぁ、やばい。また涙が出てくる。
涙を堪えようと上を向いたら、そこには私を覗き込むように立っている男性がいた。
*****
更新遅くてすみません!文字数制限のせいで短くなってしまいました…良かったらコメントや評価など、よろしくお願いします!
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*マカロン* - コマさん» ほんとですか!?自分は文才ないなぁって思ってたので、そんな風に言ってもらえて超嬉しいです! (2020年4月15日 20時) (レス) id: 1ba2ffc8c9 (このIDを非表示/違反報告)
コマ - *マカロン*さん» マカロンさんの文才が凄いので読んでる側としても凄く読むやすく、理解しやすいです! (2020年4月15日 15時) (レス) id: 6b60627249 (このIDを非表示/違反報告)
*マカロン* - コマさん» そんな感じです!私の先輩のイメージにぴったりです!先輩にムカついて頂けるのは話の内容がちゃんと伝わっているようで嬉しいです笑 (2020年4月13日 20時) (レス) id: 1ba2ffc8c9 (このIDを非表示/違反報告)
コマ - 多分こんな感じ…先輩「これって運命の出会い!?私の王子様が天月さんなんて!?」…マジふ○っきゅ (2020年4月13日 18時) (レス) id: 6b60627249 (このIDを非表示/違反報告)
*マカロン* - 恋花レンカさん» ありがとうございます!このお話の続きを楽しみにして下っているなんて凄く嬉しいです。また恋花さんのコメント読み返して頑張ります! (2020年4月12日 8時) (レス) id: 1ba2ffc8c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*マカロン* | 作成日時:2019年5月19日 3時