なんだかんだ、君だけ《３》

１１６.《Ki》 ページ16

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〜Hiromitsu Side〜





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その後は駅付近の服屋をぶらーっと見て

餃子が美味しい中華のお店に入った



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料理が来るまでの間に最近の事とか色々話して



冬休みもほぼバイト漬けだと言う玉から

バイトの話が出たからAのバイトっぷりを聞いてみた




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玉「Aはね〜、周りのスタッフとも溶け込めてたし真面目に仕事してたよ」




宏「へぇ〜、頑張ってたんだな」




玉「うん。 ただ、Aと千賀は何回も一緒にやってたのに俺とはほぼシフトがかぶらなかったの」




宏「あれ？ そういうもんなんだ」




玉「店長に目つけられてるからね、俺。 んはは」




宏「出たそれ〜！ またかよ〜っ(笑)」




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前に本屋で玉とばったり会った時もそんな事言ってたよな


遅い時間にシフト入れられる的な事




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宏「どんな店長なんだろう。 気になるわ」





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目付けられてるとかは玉の冗談だとしても

Invitationってすげー人気なイメージだから



そこのテッペンの人はどれほど偉大な人なのか

どんな商法戦略があるかとか



そういうは気になるかも




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そこに服買いに行ったも１回ぐらいしかないし

誰が店長かスタッフの顔もちゃんと見てなかったもんな




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玉「あ〜、店長？ ただの面食い。 マジこれに尽きるよ(笑)」




宏「は？ それだけ？」





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もっと何かないの？！って思ったけど


どうやら玉目線での店長はかなりの面食いらしい




「可愛い子には目がないもん、あの人」


「スタッフも可愛い女の子ばっかだよ」ってぶっちゃけては大笑いしてる




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玉「あ、そーだ！ それで思い出した！」




宏「何？」




玉「俺がAを可愛いってミツに言った時にさ、"一般的にも可愛いんだよっていうエピソードある"って言ったの覚えてる？」




宏「……あ、そういや言われたわ」




玉「あのエピソードなんだけど、」




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玉「Aをかなり気になってたのよ、店長。 面接の日に"可愛い子だったから即合格にした"って俺にコソッと言ってきたもん(笑)」





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