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〜Taisuke Side〜
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太「……本気だから。 俺の気持ち」
A「太ちゃん……」
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観覧車で言った
"好き"
"俺と付き合いませんか?"っていうセリフ
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遊びで言ったわけじゃないって事を伝えたくて
懐かしの公園にAを連れてきた
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あの頃とほとんど何も変わらない公園なのに
大人になったからかな?
違った風景に思える
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Aと会わない間の1週間
これからどうしようってずっと考えてて
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LINEで言うよりやっぱ直接が良いかな、とか
Aも気になってるだろうからすぐにでも呼び出して言おうかな……とか
……でも"本気"っていう気持ちを伝えるには
この場所しかないって思ったんだ
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太「Aは? 好き? 俺の事」
A「うん、もちろん!」
太「じゃあさ。 今更なんだけど観覧車でAが最後言った言葉って何? バタバタしててちゃんと聞き取れなかったんだよね」
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……なんて嘘だけど(笑)
両思いって思うと嬉しくて
同時にちょっと意地悪したくなっちゃった
俺こういう所あるんだよね……
あはは、許してくれる?(笑)
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A「……"太ちゃん付き合いたいよ、もちろん"だったかな? 確か」
太「えー、もちろんばっかじゃーん。 もちろんって言えば許されると思ってんの?(笑)」
A「違っ……! 太ちゃんが好きなんだもん。 ホントだよ?」
太「……本当?」
A「本当!!」
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焦ったように眼力を強めて俺を見つめるA
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太「……よし、合格」
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風に揺れるAの前髪を直すように撫でると
微笑んだ瞳と目が合って
ほっぺにチュッと触れるようなキスをしたら
一瞬にして赤らんで恥ずかしがるA
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……待たせてごめんな?
1度振ったのに
ずっと変わらずに好きでいてくれてありがとう
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好きだよ、A
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作者名:しょーみつしょ。 | 作成日時:2018年10月12日 12時