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裕「じゃあ、里奈ちゃんが終わるの一緒に待とう」
A「えっ、でも……」
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玉森さん、仕事中なのに
一緒に待ってもらうなんて申し訳ない
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玉「今、ちょうど空いてるし大丈夫っしょ」
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そう言って私の隣に座る、玉森さん
ふわっと香水の良い香りがした
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玉「それに、Aちゃんともゆっくり話せるし。 ね?」
A「ありがとうございます」
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玉森さんの優しさに甘えてしまった、私
学校の話とか太ちゃんの話とかして
一緒にファッション雑誌を見て、
『Aちゃんの顔の形と顔の系統からしてこの色の服が似合うと思う。 今度着てみなよ』とか
さすが美容師!って感じのアドバイスまでしてくれた
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玉森さんって
かっこよくて、モテそうな感じするから
ちょっとチャラチャラしてそうって思ったけど
話し方とか、雰囲気とか優しくて
こういうのを"ゆるふわ男子"っていうのかな
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太「あれ?! A来てたの?」
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横から大きな太ちゃんの声がして振り向くと
ニコニコしながら近付い来てくれた
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作者名:しょーみつしょ。 | 作成日時:2018年9月12日 20時