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次の日
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Toxxxicの営業後の20時
コンテストの詳細や練習の日程、内容などの打ち合わせのために美容室に向かった
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A「お邪魔します」
宮「Aちゃんだぁ」
二「おつかれー!」
千「どーぞ! 中入って」
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お店に入ると
BGMの鳴っていないのと
照明も少し落としているみたいで静かな店内
千賀さんと二階堂さんはシャンプー台の掃除をしていて
宮田さんはタオルを干していた
美容室の営業後はこんな感じなんだ!
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さらに中まで入ると
一番端のセット面には太ちゃんと玉森さんがいて
紙を見ながら話し合いをしている様子だった
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玉「Aちゃん、待ってたよ! よろしくね」
A「よろしくお願いします」
太「ちょっとA! 玉のモデルがAって聞いてびっくりしたよ〜。 こういうの初めて?」
A「うん。 私で良いのかなって感じ(笑)」
太「大丈夫だって。 玉には最高のパフォーマンスでAを輝かせて貰うから」
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"不安もあると思うけど安心して?"と言ってくれた
わぁ、そんな優しい笑顔で太ちゃんに言われると不安な気持ちも吹っ飛んじゃうよ
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太「あ、でもね。 Aの応援はするけど、俺と玉はライバルになっちゃうんだ」
A「え? そうなの?」
玉「はい、ガヤのモデルの美月ちゃん」
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ヘアカタログの雑誌を開いて私に向けてくれた玉森さん
そこに写っているのは
茶色いロングヘア、ぱっちり二重な大きい目、
透き通るような白い肌、可愛い笑顔
どこをとっても欠点なんてないような美人さんがいた
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玉「可愛いよねー、顔だけで言ったら俺めっちゃタイプだもん」
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写真を見てニヤニヤしている玉森さん
……うん、わかる気がする
玉森さんは美人に目がなさそう
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太「今大学3年かな。 美月は前の店にいた時からずっと俺を指名してくれるお客さんだったの」
A「……へぇー!」
太「冬の時期から話してから半年前にはOK貰ってたんだ」
A「そっか、そんなに早くからお願いしてたんだね」
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"美月"って呼び捨てなんだ
半年前から太ちゃんにモデルお願いされるって
そんな容姿羨ましいな……
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作者名:しょーみつしょ。 | 作成日時:2018年9月12日 20時