美容師の太ちゃん☆ *Taisuke.F (ページ5)

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005☆ ページ5

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太「はい！どうでしょう？」

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色々昔話に花を咲かせながら

太ちゃんに髪を３cmくらい切ってもらって

今はバックミラーで後ろを見せて貰っている所

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A「え！すごい！髪もツヤツヤになって…」

太「……(しー)」

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ロングヘアだから毛先とか少し傷んでいたけど

ツヤツヤになっていたのが驚きで、

思わず声が大きくなってしまった

それを注意されたのが恥ずかしいなって思っていたら

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太「……実はこっそりトリートメント使っちゃった。１番高級なやつ(笑)」

A「……え？いいの？」

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そんなことを耳元で小声で話す太ちゃん

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太「Aだから。特別大サービス」

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太ちゃん……

なんて優しいんだろう

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A「ありがとう、太ちゃん」

太「これ２人だけの秘密。誰にも言うなよ？(笑)」

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いたずらっ子みたいにニヤッと笑う笑顔は昔と変わらなくて

コクっと頷くと、

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太「よしっ。じゃあまた待ってるから」

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頭をポンポンされて

初恋の時の気持ちを一瞬にして蘇らせた

……太ちゃんへの２度目の恋が始まった

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