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太「お！ 綺麗にに焦げ目付いてるね」
A「うん！ 良い感じ！」
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さつまいもを買いに行くかって話になったけど
卵とか牛乳はあるし
急遽、ホットケーキを作ることにした
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ホットケーキと言っても
材料混ぜて焼くだけだからすぐ出来上がった
トッピングに蜂蜜とバターと
太ちゃんが横尾先生から貰ったジャムをかけて出来上がり
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A「美味しい！ ホットケーキ久々に食べた！」
太「俺も！ あとね、このジャムは渉の手作りなんだ」
A「え！ そうなの？！ すごい！」
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黒いテーブルの上には白いランチョンマットが敷かれていて
そこにホットケーキの乗った皿を置くと見た目も綺麗だった
まさに流行りのインスタ映え
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赤っぽい色のジャムは何だろうと思ってたけど
グレープフルーツだったんだ！
しかも、これが手作りなんて驚き……！
グレープフルーツの酸味がホットケーキの甘さとちょうど良いバランスだった
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太「あー、何でさつまいも忘れちゃったんだろう。 多分、Aと作るの楽しみすぎて浮かれてたんだと思う(笑)」
A「そんなに浮かれちゃったんだね(笑)」
太「本当ごめんね。 スイートポテト作る予定だったのにさ」
A「いいよ！ ホットケーキも好きだもん。 スイートポテトはまた今度作ろう」
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"楽しみすぎて浮かれてた"なんてセリフ、本気だったらどれほど嬉しい事か
だけど、手を合わせながらペコッと『ごめんなさい』と言う太ちゃんがもう可愛すぎて……
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私も太ちゃんに全て任せっきりにしてしまった訳だから責める事なんて出来ないよ
それに、今こうして食べてるホットケーキも美味しいし
何より、
部屋に呼んでくれて一緒に料理できて
それだけで幸せだよ
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作者名：しょーみつしょ。
| 作成日時：2018年9月12日 20時
