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061*°Tsugumi ページ21

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〜Tsugumi Side〜





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つ「へぇ! タマの事好きっていう展開はオイシイね〜。 正直嬉しいでしょ?」





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夏休みが始まって最初の土曜日


今日は夏祭りの日




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裕「リアルじゃないんで別に、何とも」




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そうクールに返して一口紅茶を飲むタマ


なんで2人っきりで昼間からデパートのカフェにいるかと言うと

……今日の打ち合わせのため




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裕「……」






つ「いや、そんなニヤニヤしながら言われても肯定してるとしか思わないからね?(笑)」






裕「ヴぅっ……。 そんなニヤけてました? ゲホっゲホ……」






つ「うん、バッチリ」




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どう見ても口角上がってるの隠しきれてないし


Aちゃんの名前を出すたびにいつも目はキラキラしてるし


もうね……バレっバレ(笑)





そんな私の指摘に驚いてさっき口に入れた紅茶で噎せてしまった様子



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裕「そういう設定ってだけでも嬉しいのに、本当にAと両思いになったら、嬉しすぎて放心状態なりそうです」






A「まぁ…… 気持ちは分かるかも」




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私も好きな人がいるし

両思いだったら良いのにって思うことなんてしょっちゅうあるから分かるよ




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つ「とういうことで、本題ね。 今日の課題を発表します」





裕「今日、課題なんてあるんすか?」





つ「もちろん! その為に呼んだんだから! 課題は手を繋ぐ事とほっぺにチューです!」






裕「マジかぁ……タイミングあるかな」





つ「大丈夫、2人っきりになる協力もするし! ダメダメだったら指示するし!」





裕「なんでそんな協力してくれるんですか? あとから高額請求とかやめてくださいよ?(笑)」






つ「請求なんてしないから!(笑) ただ……」






裕「ただ?」





つ「タマの事見てると昔の自分思い出すから何とかしたくなるだけ」






裕「昔の自分?」






つ「……まぁこの話は後で! 課題できなかったらペナルティありだから覚悟しておいてね?」





裕「うわっ……Aの恋愛授業のはずが俺の恋愛授業になってません?」





A「いーの、いーの♪」




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さてさて

夏祭りどうなるか楽しみだなぁ





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作者名:しょーみつしょ。 | 作成日時:2018年8月12日 18時

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