060*° ページ20
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裕「で、告白できなかったと?」
A「ごめんね、裕太。 せっかくのチャンスだったのに」
裕「しかもその流れだと先輩、勘違いしたままだろうね。 Aが俺の事好きって」
A「どーしよう……。 これでいきなり先輩こと好きって言ったら、え?ってなりそう」
裕「うん、なるね。 好きな人コロコロ変える軽い奴って思われても仕方ないかも」
A「え……それはやだなぁ」
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軽い奴なんて思われたくないよぉ……
こんなに北山先輩の事が好きなのに……!
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バスの旅が無事に終わって解散した帰り道
さっそく裕太にバスの出来事を報告した
告白するって約束だったから怒られるの覚悟だったけど驚いた様子もあまりなくて冷静だった
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裕「じゃあとりあえず、いったん俺の事好きな設定で行った方が良くない?」
A「え、裕太の事好きな設定?」
裕「うん。 ちょうど今夏休みだしそれ終わるまでならちょうど良いと思うんだけど」
A「そうなのかな……。 てか裕太が巻き込まれて迷惑じゃない?」
裕「俺はいーの。 モテたい男だから(笑)」
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クシャッとえくぼを出して笑う顔が可愛いくて
つい見てしまう
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A「ほんと?(笑) ありがとう。 その設定で行かせて貰おうかな」
裕「よし、じゃあ夏休みはデートしまくろう。 まずは来週の土曜日、夏祭りから」
A「夏祭り?! 2人で?」
裕「あれ? A、2人が良かった?(笑)」
A「えっ?」
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今度は意地悪っぽい笑みを浮かべていた
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裕「さっき、つぐみ先輩と話しててAとつぐみ先輩と俺と北山先輩の4人で行こうかってなったんだけど」
A「あっ、そうなんだ!」
裕「行きます?」
A「行きます!!」
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2人って思っちゃったの恥ずかしい(笑)
北山先輩達と4人で行けるなんて夢みたい
裕太のおかげだ……!
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そういえば
私と北山先輩のバスの出来事は全部話したけど
裕太とつぐみ先輩のバスの話何も聞いてないや
夏祭りの約束するくらいだから仲良くなったのは確かなんだろうけど
なんか気になるなぁ
何でだろう……
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作者名:しょーみつしょ。 | 作成日時:2018年8月12日 18時