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051*° ページ11

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A「……あっ、2人にクリームソーダ持って来たんだった! はいっ……あれ?! お兄さんいなくなっちゃった!」






宮「お兄さん? あ、さっき隣に誰かいたの見間違いじゃなかったんだ。 俺ら来る時どっか走ってたったけど。 誰? 知り合い?」






A「ううん、知り合いではないけど両手にこれ持ってたの大変そうって声かけられて。 2人探すの手伝ってくれたから悪い人ではなさそうだよ」







裕「……」








宮「いやいやいや、Aちゃん!? それナンパだって!」






A「えっ、そうなの?!」






宮「そうだよ! 相手は優しいようにして近付いてくるんだから」







A「そうなんだ、騙されてたのか……」






宮「気を付けないと何かされた後じゃ遅いんだからね?」






A「……うん、ごめん」




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漫画とかドラマではよく可愛いヒロインがナンパされてヒーローが助けるシーンあるけど

私は可愛くないしそんなの無縁だと思ってたから全然分からなかった……




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宮「いやー、今回は勝手にどっか行っちゃったみたいで良かったけどさ〜……Aちゃんがそんなんだと俺は親心(?)として心配ですよ〜。 ね、タマ」





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きっと"親心"ってワードはツッコんで欲しくて言ったんだろうけど眉と目尻をヘナっと下げて困った顔をする宮田くんは

本当に心配してくれてるみたいで自分の浅はかな行動が申し訳ない




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裕「……。 まぁ、もしなんかあってもその時は誰かしら助けるっしょ」




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作者名:しょーみつしょ。 | 作成日時:2018年8月12日 18時

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