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041*° ページ1

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泣きそうになるのを必死に隠して下を向いていると


背中を優しくさすってくれた裕太





……優しいなぁ


私の気持ちとか全てお見通しかのように

裕太の言葉や行動が胸に染みた





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裕「良かった、正直に言ってくれて。 だけど……俺にとってAは、脇役なんかじゃないよ」





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裕太の優しい声が頭の中に響く



脇役、さっき私が言った言葉






北山先輩にとってつぐみ先輩はヒロインで、


出会って間もない私なんてただの脇役なんだ




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裕「もうさ、そろそろ告白しちゃお?」






A「こ、告白っ?! でも……」






裕「でも、じゃないー。 BBQ、俺も行くからその日ね。 まずは今から練習」






A「裕太もBBQ行くんだ! ……じゃなくて今から練習ってどういうこと?」






裕「俺を北山先輩だと思って告ってみて!」





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ニコッと綺麗な歯を見せて笑う裕太



何か企んでいるかのように完璧な笑顔が逆に怖い……




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A「い、言えないよ……」





裕「ダメ。 これも恋愛授業だから」




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そんな……


なんでこういう時だけ厳しいの〜?!



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042*°→



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作者名:しょーみつしょ。 | 作成日時:2018年8月12日 18時

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