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018*° ページ18

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えっ、裕太……?




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宏「おーマジか! ……はい。 大事にしてね、俺の分身(笑)」







A「あっ、ありがとうございます」






宏「うい」




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ユニフォーム姿の北山先輩が





ニコッと笑ってぬいぐるみストラップを私にくれた





手に取って見ると本当に口元とかが北山先輩そっくりで




北山先輩の体温でまだ少しだけ温かい……



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運んで行った飲み物を全部渡し終えて





裕太にお礼を言おうとしたら



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裕「良かったじゃん、もらえて」




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先に近づいて来た裕太が私にしか聞こえないくらいの小声でそう言っていた





ふわっと笑う笑顔は心なしか嬉しそうだった



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A「ゆう、た……ありがとうっ」




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裕太の優しさが嬉しくて




言葉が詰まりそうになるほどゆっくりと出た言葉



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その言葉と同時に





北山先輩の時よりも少し見上げながら裕太の顔を見ると




満足そうに口角を上げてくれた



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やっぱり裕太が笑うと不思議と心が温かくなる






それにこのストラップを北山先輩から貰えたのは




裕太がいてくれたからだ





そう考えるとこのストラップもより一層大事にしなきゃなって思った



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ありがとう、裕太




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明「そのストラップ貰えて良かったね〜?」







A「あっ、はい……//」







明「あれ、その反応もしかして北山先輩に惚れてる?」






A「えっ?! な、な、なんで……」







明「あ〜、図星だね笑 でも安心して? 今は北山先輩フリーだったはずだから」






A「えっ、そうなんですか?」






明「そうそう。 だから今がチャンスかもね〜」


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そうなんだ……




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でも今"は"ってことは





裕太が言うとおり、けっこう恋愛経験があるってことだよね


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このあと会う茉美達のカップルから





色々学んで




私も頑張らなきゃっ



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作者名:しょーみつしょ。 | 作成日時:2014年8月4日 9時

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