その彼氏、溺愛につき！ 【改】【青】

お熱 3 ページ22

「やらぁ行っちゃやだ」


弱々しく名前を呼ばれて部屋を出づらい。
可愛いな・・・

って何を今更！！


「寝れば？」


ゴホッゴホッと咳き込む彼を見て名案が思いつく。


「一緒に寝てほしい」


「馬鹿？」


「僕がお願いしてるのに・・・」


うるうるお目目で見上げてきた。
両手を広げて、首をこてんと傾げた。

・・・・・・っ！


そうだ。論くんは病人なんだ。
お願いくらい聞いてやってもおかしくない。
うん。そうしよう。うんうん。(完全なる自己暗示)


「んへへ、ぎゅー」


「・・・んぐぐ」


うつされたら身をもって償ってもらえばいい。←


「あったかぁいね」


「私、苦しい」


「やだぁ。緩めたらAどっか行っちゃうもん」


ぐっ・・・！(図星)


「どっから出るんだよ。その馬鹿力。病人のくせに」


「Aを守るためにあるんだよ」


は？
何かっこいいこと言ってくれちゃってんの。

私の肩にぐりぐりと顔を押し付けなかったらの話ね。


「んー、まぁ守ってくれるならありがたい」


「もう素直じゃないなぁ」


「うっさい」


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初めて合作することになりました・・・！
なのでその合作の題名を決めて下さい！
向日葵とののの新作合作アンケート

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