その彼氏、溺愛につき！【改】【青】 (ページ15)

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お熱１ページ15

「ふあぁぁぁ」

パジャマの上からカーディガンを羽織って隣を叩く。

・・・反応なし。ということは作業部屋で寝てんな。

「おーい」

大抵の場合私が呼べば「何ー？」とか返事してくれる。
まぁこれも反応なし。深夜に放送してたな。

私はガッツリ熟睡中だったけど。

「入るよー」

一応声をかけ、部屋に入る。
予想通り机に突っ伏して寝てる。

「あれ」

論くんの足元に白いもふもふのたぴちゃんが擦り寄ってる。

「くぅ〜ん」

私を見上げて不安そうにたぴちゃんが鳴いた。

「んしょっ」

抱っこして論くんを揺り起こす。

「起きてー朝だよー」

「・・・」

なんだこいつ。起きないじゃん。
顔に跡残るよ？

ぐっと顔を近付けるとより論くんの顔が整ってることが分かる。
髪さらっさらだし睫毛長いし目ぇくりくりだしマジでなんなん。

「顔面偏差値の暴力め」

少しの妬みを指に込めおでこをデコピンした。

「・・・んっ」

「おっ、起きるか？」

「・・・」

「なんやねん」

「・・・ん？」

たぴちゃんが机の上に降りて今度は論くんの顔の近くで鳴き始めた。

「どしたのー？って・・・」

顔が赤いことに今更気付く。
おでこに手を当て自分のおでこと比べると明らかに論くんの方が熱い。

一見普通に安らかに眠ってるよう(氏んでない)に見えるんだけどね。

「あーめんどいことになるわ・・・」

続く

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夢主ちゃん過去とキャラ違いすぎて草。
最初の方は過去編同様めちゃくちゃ手繋ぐとか慣れなくてキスもハグも大袈裟なくらい恥ずかしがってたけど段々論くんに慣れてきて(しつこすぎて)もうウザイレベルになったという訳です‪w‪w‪w

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