〔歌/い/手〕狂った愛 (ページ2)

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:17,991 hit

1 ページ2

A「天月！！一緒に帰ろ！」

歌詞太郎「あ…おーい！天月！彼女のAちゃんがお呼びだぞ」

天月「ほーい！

ごめんね？A！待った？」

A「ううん！天月がすぐ用意してくれたから全く！」

天月「そっか！ありがとう」

彼氏の天宮翔太。みんなから天月って言われてるの。優しくて勉強もできてカッコよくてスポーツもできて…まさに絵に書いたような人が天月だった。

天月「じゃあA。帰ろっか！」

A「うん！！」

二人で並んで廊下を歩いていると色んな人に見られる。

「ひゃぁ～！やっぱあの二人が並ぶとまさしく華だな！」

「ほんと！お似合いのカップルだよね！」

「姫と王子の付き合い！最高！」

「やっぱ天月くんイケメン…！Aちゃんも超可愛い！」

私たちを褒め称える声がたくさん聞こえる。

そんな中いつも邪魔してくるやつがいる。

96猫「あ！！お兄ちゃん〜！」

天月「うわっ！？…なんだ棗か！」

そう。天月の妹の棗ちゃん…私はなっちゃんって呼んでいる。

96猫「ねぇねぇ！お兄ちゃん！

私と一緒に帰ろーよー？」

天月「…もちろんいいぞ！」

96猫「やったぁ♪

…あれ？Aちゃんだ！居たんだね！」

私はずっと最初からいたもん…

A「うん！居たよ！

ねぇ、天月。私先帰るね？またなっちゃんと帰るんでしょ？」

天月「おう！じゃあA気をつけて帰ってね？」

96猫「じゃあね！Aちゃん！」

ほらね？結局妹のなっちゃん中心じゃんか

ほんとイラつく。