いれいすと人狼ゲーム

タイトル38 ページ38

side ないこ


作業着を脱ぎ、"いむしょー産業"と
シールが貼られた籠に入れ、数時間
振りに私服に戻った。


りうらくんに連れられて、5人で食堂へ
ぞろぞろと歩いていく。



ほ「え〜夜ご飯何だろ〜。

めっちゃ楽しみなんだけど〜♪」


し「ね〜すっごくいいにおいする。」


り「着いてからのお楽しみだって。」



りうらくんが食堂のドアを開ける。



悠「おう、お疲れさん。

ご飯…出来てんで？」


食堂には、淡い黄色エプロンを纏う
悠佑さんがいた。


食卓には6人分のご飯が置かれている。



え〜本日の夕食は

⚪ご飯
⚪ハンバーグ
⚪茹でたブロッコリーとニンジン
⚪プチトマト
⚪かき玉スープ
⚪オレンジゼリー



(…え？ちょ、ちょっと待って！？


ハンバーグの隣にのってんだけど！

え？みなさん気づいてますか？！


トマト、あるんですけど！！！




……トマトは、ほとけっちにあげよう。

うん、たぶん喜ぶ…。)



みんなで食卓につき、悠s…あにきの声に
合わせて"いただきます"をする。



さっそく、ほとけっちのお皿にトマトを
転がすと"ぽげっ？"とした顔をする
ほとけっち…w



「俺トマト苦手だからあげる〜。
食べてくんない？」



ほ「え？いいの？
ありがとう〜、いっただっきm…」



り「ほとけっち〜、りうらの野菜も
全部あげる〜。食べて〜。」



ほ「えぇ〜、…もう、りうちゃん！
ちゃんと野菜食べなきゃ駄目だよ！！」



ま「そうだぞ、野菜食えよ！
大きくなれねぇぞ！！」



り「でもりうら、あにきよりも
背高いもん！」



あ(元悠)「はぁ？ほぼ同じだろ！」



り「え？1cm違うからね？」



あ「あ〜。俺、明日から6.5cmの
シークレットブーツ履くから。」



ほ「えぇ〜！それじゃあ、あにき僕より
背高くなっちゃうじゃん！」




し「……平和やな。」


「そうだね……。」

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