いれいすと人狼ゲーム

タイトル33 ページ33

side ないこ


岩「では、何か質問はありますか？」



誰も何も喋らない…。


みんな呼吸をしてないんじゃないか…
と錯覚ほど静かだ。



岩「それでは、こちらのカードをお配り
いたします。」



岩本さんは、顔の横で黒色の…よく
見るとさいころが描かれた、L判
くらいのカードを振ってみせた。



岩「こちらのカードに

人狼、市民、占い師、騎士、新聞配達員

いずれかの役職が書いてあります。」



カードを悠佑さんの方から順にテーブル
の上に置いていった。


全員の前にカードを置くと、岩本さんは
定位置に戻った。



岩「そこにかかれているのがあなたの
役職です。

…ご覧下さい。」



隣の2人に見られないように、そぅっと
カードを裏返す。



俺のカードは………



ん？ナニコレ……。


ザッハトルテがス○バのお洒落な
イラスト風に描かれていた。


(美味しそう…。お腹鳴りそ…


じゃなくて、役職見当たりませんけど？

どこにも無…………あ、左上にあった。



ちっっっさ！！！！！




俺は……………騎士？)



他のカードもきっと、大きくお菓子が
描かれているのだろう。



(ほとけっちが、｢おいしそう…｣って
きらきらした目でよだれ垂らしながら
言ってんの聞こえましたからねw。)



岩「確認できましたか？


現在時刻は14:00すぎ…。

ゲームは明日から始めましょう。


ということで本日は以上となります。

ありがとうございました。」



と言うと、俺たちを置いて出ていって
しまった。

〰〰

＜捕捉＞

役職はさいころを投げて決めました。
投げ直しもしてません。
(被った場合は投げ直しましたが…。)

そして、ないこくんが騎士になったのは
想定外で慌ててますw。

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