いれいすと人狼ゲーム

タイトル25 ページ25

side ないこ


初兎さんにそうお願いされたため、俺と初兎さんで岩本さんに会いに行く。


りうらくんとほとけっちは、そのまま座談会をするそうです。



岩本さんに会いに行く…といっても多分昨夜見た奥の部屋にいるだろうと思ったので、一度俺の部屋に戻った。



え？何するのかって？


あっとね〜…、昨日もらったピンクのハンドベルを鳴らしてみようかなって…。


(何かあったらベル鳴らしてって言われたし…)


部屋の鍵を開け、机の上の(昨日、俺が寝た後に置いてくれたであろう)ハンドベルを手に取る。



し「何それ？」



俺は、初兎さんを無視してハンドベルを軽く振った。


シの音が辺りに響いた。



数秒後、ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯという足音とともに岩本さんが姿を現した。



初兎さんは目を見開いて驚いていたが、気にせず岩本さんに用件を伝える。



「いきなりお呼びしてすみません。

初兎さんからお話したいことがあるそうで鳴らしました」



すると初兎さんはﾊｯとし、おどおどしながらしゃべり始めた。



し「ぉお、お初目にかかります…。

初兎と申します。


実は、お願いがありまして……。

僕も…一緒に雇ってもらえませんか？


ここで仕事予定の奴１人じゃすごく
不安で…。

えと…、お金は大丈夫です…。


無理なお願いなのはわかってます。

お願いします！！！」


と言うと、ﾊﾞｯと勢いよく67°くらい
頭を下げた。



しばらくして


岩「わかりました。

では、よろしくお願いします」



と言われると初兎さんは驚き、一度
顔をあげ


「ありがとうごさいます！！！」



と言うと、また頭を深々と下げた。



(よっほどほとけっちが問題児なのか
初兎さんが心配性なのか…？)

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