DEAR...LOVE (ページ3)

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Chapter3 ページ3

A『終わったぁぁぁぁ！！』

今日は珍しく早めに終わったし何しよっかな～
○花は彼氏とデートだしな…

良し！一人で飲みに行っちゃおう…！！

『いらっしゃいませ～あぁAちゃん！久しぶりだね！』

A『マスターご無沙汰してます。最近忙しくって…いつもの部屋空いてるよね？』

マ『あ、そこはちょっと…待って…』

A『生、後から持ってきて～』

私の行きつけのお店…隠れ家みたいで好きなお店…
中でも奥の夜景見える個室がお気に入りでいつもそこ使ってる…

ガラッ…！！

A『あ…すみません…！！』

マ『人の話ちゃんと最後まで聞いててよ！お客さん来てるんだから向こう来て…ほんとおっちょこちょいなんだから…！！』

A『ごめんなさーい…』

慌てて部屋から出ようとした時…

『ククククッ……』

え？笑われてる……？？

『ほんとにおっちょこちょいちゃんだね…』

A『え？この声この間も…』

深くまた帽子被ってるから顔もわからないけどこの声…この間転んだ時にカバン拾ってくれた人…！！

マ『ごめんね裕太…せっかく久々に来てくれたのに邪魔しちゃって…』

玉『良いよ良いよ！その子なんだか面白いし！』

裕太………なんとなく似てるかなって思ってたけど…でもまさかねって…

A『たま…ちゃん……？』

玉『そうでーす！玉ちゃんだよ～』

帽子を取ると目の前に大好きな人のグループのﾒﾝﾊﾞｰの玉ちゃんが……
目の前真っ白なってぼーっと立ち尽くす…

玉『ちょっと…大丈夫？また転ぶの？おっちょこちょいちゃん(笑)クククッ…』

A『いえっ……ご…ごめんなさい…おじゃ…おじゃましました…！！』

慌てて立ち去ろうとした瞬間…

ズテーン…！！

豪快に転ぶ……

玉『アッアッアッ…！もう～どんだけおっちょこちょいなの！！』

マ『ちょっとA大丈夫？？』

A『う…うん…マスター今日は帰るね……』

逃げるようにお店を出て早歩き…

ﾋﾞｯｸﾘした…ﾋﾞｯｸﾘした…ﾋﾞｯｸﾘしたー！！

まさか玉ちゃんだなんて…玉ちゃんと遭遇しちゃっただなんて…
こんな事ってある…？？

きっと夢なんだ…

もう今日は早く寝よう！！