1日目 ページ2
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あれは俺が17歳の頃。
その頃から荒れていたことには変わりないけど、そんな時に出来た彼女、Aに一筋だった。
今まで付き合った奴らとはどこか違っていて、
そんなAに俺は惹かれた。
今の俺からは想像出来んって？
言っとくけど、戻れるならば俺は今すぐにでも時間を戻してAに会いてぇよ。
でも今、俺の横にAが居たら
多分今の俺は存在していなかったと思うけどな？
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ふぉい
「お邪魔しまーす！」
A
「おかえり絃歩。」
A母
「絃歩くんただいまでよかって言いよーやろ。」
A父
「自分ん家やて思うてくれてよかっちゃけん。」
ふぉい
「じゃあ、ただいまっす。」
Aと付き合って半年と少し、
家庭環境があまりよくはなかった俺に
ここを自分の家だと思えと言ってくれたAの両親。
帰る家があるっていうんが
本当にすげーありがたかった。
A
「見てこれ！今日ん夕食うちが作ったんよ！」
ふぉい
「おーすげーじゃん。ばり美味そう。」
A
「早う食べてみ！」
A母
「本当2人とも仲良かね。」
A父
「絃歩くんなら今すぐにでも婿に来てもいいくらいだ。」
A
「もう！お父さんってば気が早いけん！」
ふぉい
「ははっ、でも俺まじで婿に来るっす。」
A
「もう、絃歩まで〜。」
何年か後には俺とAは結婚して、
可愛い子供にも恵まれて
みんなで仲良く暮らしてって
誰もが疑わなかったのに。
どうしてこんな風になっちまったんだろうな？
こんな風になっちまうなんて
きっと、誰も思いもしなかったよな。
神様ってのは、残酷だな。
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ゆゆの。 - 泣けますね…こんなに泣いたの久しぶりです… (2019年3月31日 14時) (
レス) id: a00d688677 (このIDを非表示/違反報告)
hinafx2240(プロフ) - 学校の保健室で泣いてしまいましたw (2019年3月4日 12時) (レス) id: 1ebc0d4732 (このIDを非表示/違反報告)
ゆのん(プロフ) - 涙止まらなかったです、素敵な作品をありがとうございました！ (2018年11月20日 1時) (レス) id: cda7376892 (このIDを非表示/違反報告)
りかこ(プロフ) - めっちゃ泣きました！！ (2018年11月11日 13時) (レス) id: 118f48ce9a (このIDを非表示/違反報告)
おその。(プロフ) - ちーはさん» コメントありがとうございます！そんな風に言っていただけるなんて…本当に嬉しいです！別の作品でもそう思ってもらえるよう引き続き努力してまいります。 (2018年11月2日 23時) (レス) id: c0294fc290 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おその。 | 作成日時：2018年8月27日 13時
