第39話...いい男 ページ41
J「お前、Aに何したんだよ！」
M「ジローっ、落ち着け！」
響き渡るジローの怒声。
ミノさんが止めに入るも、このままじゃまたジョージさんが殴られる。
そう思ったあたしは間に割って入る。
貴「違う…っ！ジョージさんは何もしてない！」
J「何もしてないのにお前が泣くわけねーだろ！」
貴「これは…ジローのせいだよ…っ。」
J「…俺のせい？」
自分のせいだと言われて、力が入った拳を緩めたジロー。
その間に殴られた拍子に倒れたジョージさんを起こし、さっきの出来事を包み隠さずに話した。
J「悪い、ジョージ。俺、早とちりして…」
G「いいって。俺、お前には1回殴られないとって思ってたから…」
M「とりあえず、俺とジョージは帰るか。」
G「そうだな。ちゃんと2人で話せよ。」
貴「2人とも、本当にありがとう。ジョージさん、口ごめんね。」
ジローに殴られたことによって唇の端が切れていて、絆創膏から滲み出る血が痛々しかった。
2人が出て行って、当たり前のことだけど部屋にはあたしとジローの2人きり。
何から話せばいいのかわからずに、沈黙が続いた。
J「A、ごめん。」
貴「あたしも、ごめん。」
J「いや、俺が悪かった。」
ジローはもう一度あたしに頭を下げて、その後ギュッと力強く抱きしめた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 121人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
おその。(プロフ) - ただの高校生さん» ありがとうございます！前よりも更新頻度は下がってしまうとは思うのですが、少しずつ書き進めていこうと思っているのでこれからもよろしくお願いします＞＜ (2017年3月15日 0時) (
レス) id: e22b678d9c (このIDを非表示/違反報告)
おその。(プロフ) - 瑞生さん» ありがとうございます！キュンキュンしていただけて、本当に良かったです（ ; ; ） (2017年3月15日 0時) (レス) id: e22b678d9c (このIDを非表示/違反報告)
ただの高校生 - おつかれさまでした！しばらく読めないのは寂しいですが…作者様がひと段落して創作活動を再開されるのを心待ちにしてます…！ (2017年3月13日 22時) (レス) id: ed7f326cde (このIDを非表示/違反報告)
瑞生 - 2ndお疲れ様でした、ドロ沼展開からの仲直りからのハラドキ！本当に読んでてキュンキュンしました、次回も楽しみにしてます★ (2017年3月13日 20時) (レス) id: 619f69865b (このIDを非表示/違反報告)
おその。(プロフ) - ただの高校生さん» ありがたいお言葉です！！頑張って更新しますね！！！ (2017年3月13日 1時) (レス) id: e22b678d9c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：おその。 | 作成日時：2017年3月1日 0時
