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楽しかった学校祭も終わって、もうすぐ秋が始まる。
あれから変わったことというと、
「Aちゃん！おはよう！」
ジョシュア君が私に、よく話しかけてくるようになったことだ。
「ジョシュア君！今日も電車混んでるね…。」
それも、まさかのまさか。
ジョシュア君と通学電車も同じだったのである。
ユリに報告すれば「運命じゃない〜！？」なんて目を輝かせていたけど、真向に否定したい。
けど、ジョシュア君といえば、私への嫌意がなさそうで、
どっちかというと好意の方を感じるから、それは素直に嬉しかった。
通学電車が一緒なものだから、学校の最寄り駅までは一緒に通うことになってる。
駅から学校までは、ジョシュア君はジョンハン君と行くらしい。
「Aちゃんも一緒に行こう？」
って何回か言われたけど、あの二人と一緒に学校通ったら私の立場が危うくなるからさすがに断った。
「Aちゃん、もうすぐ夏休みだね」
「そうだね〜早く来てほしいなぁ」
「ふふ。……あのさ、夏休み、一緒に遊ばない？」
電車の中で隣にいるジョシュア君が真剣な目をして言う。
そんな目されたら、断れない。
「…うん、私でいいなら…」
「Aちゃんと遊びたいんだよ、僕は。
……それに、もっとAちゃんと仲良くなりたいんだ。」
視界いっぱいにジョシュア君の顔。
……よく照れずに、そんなこと言えるなぁ！
「あはは…なんか照れちゃうなぁ」
照れたのは私の方で、ジョシュア君から目を逸らしてしまった。
「…じゃあ、約束ね。夏休み、楽しみにしてるから。」
ジョシュア君はニッコリ笑って、先に電車を降りていった。
…神様。これって、期待してもいいやつなのでしょうか。
もし、もしもジョシュア君が私のことが好きで、私と付き合うことになったら、
夢の彼氏？夢の高校生活？
んでもって、ジュン離れできる…！？
それは頑張るしかない！と心の中の私が言う一方で、
どこかでジュンが引っかかっていた。
この時、なぜか私は、「彼氏ができた」って言ったらジュンはどんな反応するんだろう、なんて考えていたんだ。
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名無し26313号(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらってます。ジュンと主人公の反応とかが可愛くて今後の展開が楽しみです！更新頑張ってください。 (2020年3月28日 21時) (
レス) id: 40840743fa (このIDを非表示/違反報告)
モノトーン - とっても面白くて可愛くてこのお話大好きです！！更新応援してますね！ (2020年3月28日 20時) (レス) id: ec5d80a5b4 (このIDを非表示/違反報告)
。 - 面白いです！今後も更新楽しみにしてます！ (2020年3月27日 19時) (レス) id: 084d5d2c2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヨルの最中
| 作成日時：2020年3月24日 22時
